無調のアンサンブル (ポイエーシス叢書 56)

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  • 未来社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624932565

作品紹介・あらすじ

「表象の歴史学」から「歴史のヘテロロジー」へ。ポスト近代とポストコロニアルの交差する現代にあって"言説ヘテロトピア"に定位した批評の新たなかたちを求めての、思想史家の苦闘の記録。サイードとスピヴァク、さらには歴史記述の問題や政治哲学の現代的位相について論じた論考や関連書評から成る。巻頭に著者の学問的半生を回顧したコーネル大学とナポリ大学での二本の講演をあわせて収録。

著者プロフィール

1941年生まれ、東京外国語大学名誉教授。専門は学問論・思想史。
主な著訳書
『歴史家と母たち——カルロ・ギンズブルグ論』(未來社)、『歴史的理性の批判のために』(岩波書店)、『回想の1960年代』(ぷねうま舎)、『ヴィーコ論集成』(みすず書房)、『ヘテロトピアからのまなざし』(未來社)など。翻訳は、ヴィーコ『学問の方法』(佐々木力と共訳、岩波書店)、『イタリア人の太古の知恵』(法政大学出版局)、『自伝』(平凡社)、『新しい学』1744年版(中央公論新社)のほか、アガンベン『身体の使用』(みすず書房)、グラムシ『革命論集』(講談社)、ホワイト『歴史の喩法』(作品社)、ギンズブルグ『ミクロストリアと世界史』(みすず書房)など多数。

「2018年 『新しい学の諸原理[1725年版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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