動物たちのウンコロジ- (学びやぶっく 48)

著者 :
  • 明治書院
3.44
  • (0)
  • (4)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784625684586

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 動物学者である筆者が、自分のフィールドワークを通して動物の糞にまつわる色んな話を書いている本。

    犬や猫から、コウモリ、キツネ、馬など、色々な動物のウンコについて色んな話が書いてあります。

    ウサギは第一の糞を食べて栄養素を吸収して、我々が目にするころころした糞は第二の糞らしい。

    あと犬が用を足した後に砂をかけるのは「自分のような者がすみません」的な意味合いがあるらしく、群れの中のリーダー犬は砂をかけない、という話がとても面白かった。

    ただ最後の人糞をなんとか環境のサイクルの中に取り込まなければ地球滅ぶ、みたいなのはいらなかったかな・・・

  • [ 内容 ]
    “大”と“小”、どちらがえらい?
    もちろん一概にはいえない。
    動物たちのウンチとオシッコは、実に様々な役割を果たしている。
    自然は一つも無駄なものは作らない。
    含蓄あるウンチクの話。

    [ 目次 ]
    第1章 ウンコロジー事始め
    第2章 ぼくのフィールド・ノートから
    第3章 キタキツネとカゲネズミの糞尿譚
    第4章 ウンチとオシッコは愛のメッセージ
    第5章 ウンチは捨て身の護身術
    第6章 トイレづくりの生態学
    第7章 ウンチは栄養がいっぱい
    第8章 ウンチは地球環境を保全する

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 期待して読んだけど、たいして目新しい話題はあんまりなかったかも。

著者プロフィール

今泉 忠明(いまいずみただあき)
動物学者。日本動物科学研究所所長。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒。上野動物園で動物解説員を務めたのち、現在は、日本動物科学研究所所長、静岡県伊東市の日本ネコ科動物研究所所長・ねこの博物館館長を歴任。『飼い猫のひみつ』(イースト・プレス)、『図解雑学 最新ネコの心理』(ナツメ社)、『ざんねんないきもの事典 正・続・続々』(高橋書店)『愛くるしすぎるイキモノ パンダのすべて』(廣済堂出版)など著書、監修書多数。

「2023年 『マヌルネコ 15の秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今泉忠明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×