- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784625684586
感想・レビュー・書評
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動物学者である筆者が、自分のフィールドワークを通して動物の糞にまつわる色んな話を書いている本。
犬や猫から、コウモリ、キツネ、馬など、色々な動物のウンコについて色んな話が書いてあります。
ウサギは第一の糞を食べて栄養素を吸収して、我々が目にするころころした糞は第二の糞らしい。
あと犬が用を足した後に砂をかけるのは「自分のような者がすみません」的な意味合いがあるらしく、群れの中のリーダー犬は砂をかけない、という話がとても面白かった。
ただ最後の人糞をなんとか環境のサイクルの中に取り込まなければ地球滅ぶ、みたいなのはいらなかったかな・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
“大”と“小”、どちらがえらい?
もちろん一概にはいえない。
動物たちのウンチとオシッコは、実に様々な役割を果たしている。
自然は一つも無駄なものは作らない。
含蓄あるウンチクの話。
[ 目次 ]
第1章 ウンコロジー事始め
第2章 ぼくのフィールド・ノートから
第3章 キタキツネとカゲネズミの糞尿譚
第4章 ウンチとオシッコは愛のメッセージ
第5章 ウンチは捨て身の護身術
第6章 トイレづくりの生態学
第7章 ウンチは栄養がいっぱい
第8章 ウンチは地球環境を保全する
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ] -
期待して読んだけど、たいして目新しい話題はあんまりなかったかも。