大江戸災害ものがたり (学びやぶっく 67)

著者 :
  • 明治書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784625684777

作品紹介・あらすじ

江戸の大地震ではどこまで津波が押し寄せたか?富士山噴火の火山灰はどこまで飛んだか?江戸時代に起きた数々の大災害を、当時の資料から読み解き、その実体を解き明かす。災害列島・日本を長いスパンで眺め、史実を把握することで、現代の我々の備えに活かせる知恵を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 2012年に読んだ時は3.11の後でしたが、今回2019年は台風の影響で各地で堤防が決壊して床上浸水、土砂崩れ、大規模停電などがありかつてない被害規模があったので、7年前に読んだのを忘れて、また買ってしまいました。
    改めて読むと、江戸時代は火山の噴火(富士山・浅間山)、大火(数えたら47件について記載されています)、洪水などでしょっちゅう壊滅状態だったところ、その度に立ち直っているのがよくわかります。幕府もそれなりに窮民対策をしていたこともわかりました。

  • 地震の歴史(地震がメイン)は前に読んだけれど、災害があってその時の様子や人々の行動などが書かれていた(人がメイン)のが興味深い。
    これ読むと富士山より浅間山の方が怖いわー。
    その時の鎌原村の話がすごい。
    生き残った者すべてが家族になっちゃえ!と。

    ほか、融通の効かない役人と自分を投げ打って英断する人と、人はいろいろだ。

  • 文芸批評家 近藤信行

  • 地震、噴火、水害…
    災害大国と名高い日本。
    災害時のリアルな証言は「おぉう…」と思わず声がもれる。。。

    日本に住んでるかぎりは、こういうことがいつ起こっても不思議ではないのだと、改めて実感した。

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