よくわかる文章表現の技術 (2) (新版)

著者 :
  • 明治書院
2.80
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 90
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784625704062

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 借りて読む。

    【版元から】
    読みやすい文章が書けるようになることを目的とする文章トレーニング本の第2弾。例えば、「読点をどこに打つか」「どの語を漢字に直すか」など、感覚的・無意識に処理してきたことを意識的に見直すことで、きちんと理論的に理解できるよう工夫されている。また、実際に大学の講義の中で学生が取り組んだ課題答案を統計処理し、その分析に基づき解説を加えている。[新版]は初版の内容を部分的に改訂した。
    http://www.meijishoin.co.jp/smp/book/b98164.html

    【目次】
    はじめに [i-iv]
    目次 [v-vii]

    第1講 魅力的な書き出し 001
    1.1 書き出しの重要性 003
    1.2 書き出しの種類 004
    1.3 書き出しの四つのポイント 005
    1.4 書き出しの調査結果 008
    1.5 書き出しのまとめ 023

    第2講 さわやかな読後感 029
    2.1 読後感の重要性 032
    2.2 文章の終わり方 033
    2.3 読後感の調査結果 035
    2.4 読後感のまとめ 052

    第3講 冒頭と結末の呼応 059
    3.1 「城の崎にて」に見る冒頭と結末の呼応 062
    3.2 冒頭と結末の呼応の意味 064
    3.3 冒頭と結末の呼応の調査結果 067
    3.4 繰り返しによる呼応 068
    3.5 感覚の呼応 070
    3.6 モダリティ表現の呼応 072
    3.7 文章のまとまりを生みだす呼応 073
    3.8 冒頭と結末の呼応のまとめ 079

    第4講 適切なタイトル 083
    4.1 タイトルの重要性 085
    4.2 ジャンルによるタイトルのつけ方の相違 085
    4.3 メールの件名 087
    4.4 新聞記事の見出し 090
    4.5 コラムのタイトル 095
    4.6 ショートショートのタイトル 098
    4.7 タイトルのまとめ 100

    第5講 読者への配慮 107
    5.1 手紙とメールの相違点 110
    5.2 手紙とメールの共通点 111
    5.3 相手を知ることの重要性 112
    5.4 メールの調査結果 113
    5.5 読者への配慮のまとめ 127

    第6講 手際のよい説明 129
    6.1 説明の文章を書くトレーニングの必要性 134
    6.2 説明の文章を書くトレーニングの方法 134
    6.3 道順の案内における説明のポイント 135
    6.4 説明文の調査結果 139
    6.5 説明のまとめ 153

    第7講 目に浮かぶ描写 157
    7.1 文章における選択と配列の重要性 158
    7.2 内容の統一とその限界 158
    7.3 4コマ漫画の描写に見る選択と配列 161
    7.4 描写文の調査結果 166
    7.5 描写のまとめ 174

    第8講 問題提起文の力 177
    8.1 文章とは何か 179
    8.2 問と答の文章観 182
    8.3 問題提起文の諸相 184
    8.4 問題提起文の調査結果 185
    8.5 問題提起文のまとめ 193

    第9講 謎解き型の文章 199
    9.1 読者を惹きつける説明文 201
    9.2 文章を読みすすむさいの推進力 202
    9.3 謎解き型の調査結果 204
    9.4 謎解き型のまとめ 216

    第10講 伏線の張り方 221
    10.1 高度な技術としての伏線 225
    10.2 優れた伏線の条件 226
    10.3 伏線の調査結果 227
    10.4 伏線のまとめ 235

    第11講 譲歩による説得 239
    11.1 説得文の発想 240
    11.2 反対の立場の説得 241
    11.3 内容面での譲歩 242
    11.4 表現面での譲歩 243
    11.5 弱い譲歩 245
    11.6 譲歩の指標 245
    11.7 譲歩の調査結果 249
    11.8 譲歩のまとめ 255

    第12講 要約の方法 261
    12.1 何のための要約か 262
    12.2 要約とその周辺 264
    12.3 縮約法 266
    12.4 肉付け法 270
    12.5 要約の調査結果 272
    12.6 要約のまとめ 281

    おわりに(2004年3月 SDG 石黒圭) [285-287]

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

横浜市出身。1993年一橋大学社会学部卒業。1999年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。国立国語研究所教授。一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。著書に、『「接続詞」の技術』(実務教育出版)、『段落論』(光文社新書)、『よくわかる文章表現の技術』Ⅰ~Ⅴ(明治書院)など多数。明治書院教科書編集委員。

「2021年 『よくわかる文章表現の技術 Ⅳ 発想編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石黒圭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×