- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634151215
感想・レビュー・書評
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内容としては、「相手のことを考える」「主張と根拠を明確にする」など、言われれば当たり前ことを、いかに重要であるかを問題を使いながら優しく解説してくれます。イラストもあり難しい言葉を使っていないので、とても読みやすいです。
これを読んだ効果として、文章や発言対しての感度が上がり、「どのように表現すれば相手が理解し納得できるのか」を、普段から考えるようになりました。そして、今まで自分が如何に曖昧にして文章を書いていたのか、発言をしていたのかが痛感させられました。またもう1つの効果として、論文や学会発表の作成にもとても有効だと思いました。論文や発表は、簡単にいうと、主張や根拠を分かりやすくまとめるということであり、この本ではその方法がわかりやすく学べます。
最後に1つ気をつけなければならないのは、筆者も述べていますが、コミュニケーションに関しては考慮されていないので、常にこの本のように論理思考だと嫌がられるかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
30歳を超えていますが、自身には未だにロジカルさが足りないと感じています。
本書では「きちんと伝えられる文章を書き、話す力、そしてそれを的確に理解する力」を鍛えるべく構成されている。
具体的な問題文とその回答・解説を繰り返しみていくことで、どうすれば伝わる、理解できる話ができるかが分かります。
私も含め、このような話し方を出来ていない人が多いと思います。学校では教わらないことなので、大変参考になりました。 -
「質問する」「反論する」のところが
特に参考になった。
普段、何も考えずにいると、
いざというときにコトバが出てこなくなる。
日本語だからわかるに決まっている、
日本語だから話せるに決まっているというのは勘違い。
日本語だからこそ意識しなくてはいけない。 -
『論理トレーニング』が「国語」になった。
(自分の理解+納得)+(相手の理解+納得)
=分かり合うための実践的国語教育。
日本語によるロジカル・ライティングの試みとして捉えてみたい。 -
演習が、たのしくできる。
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これまで言葉に対してボンヤリとしていたことに気がついた。理解、納得した振りもしていたように思う。会話を発展させる努力もしていなかった。
これからは言葉の勢いに流されないように、どこかおかしなところはないかな?と踏み止まってみる。質問をしてみて、理解、納得へと繋げてみてみたい。
問題に全て満足できる回答が出来なかったので、もう一度挑戦してみよう。今度はアドバイスを読まずに。
著書の中に出てきた「たった一つを変えるだけ」も気になったので、こちらにも手を伸ばしてみよう。 -
この本は国語力の根本的な基礎を学べる本である。そして、必ず日を生活に活かすことができる本でもある。 -
人事ネタでよく取り上げられる「コミュニケーション能力」。とても曖昧な定義で人によって測り方が違うものであるが、社会人経験を通して、まさにこの書に取り上げられる能力(読解・要約・質問・反論)のことでだと理解できた。単なる「話が面白い人、続く人」で定義している弊社人事に本書を突き付けてやりたい。
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国語の力を鍛えることが重要だとおもった。
特に要約の力を鍛えていきたい。 -
じっくり読みたい本。繰り返し読むことで論理的思考力を鍛えられると思う。