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- Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634344006
作品紹介・あらすじ
帝国主義とはなにか。かつてそれは十九世紀末から二十世紀前半の植民地獲得競争やそれをめぐる世界戦争をさした。今われわれはそれを十七世紀から今日まで続く資本主義の「世界システム」の中で見直そうとする。かつて帝国主義といえば資本輸出や独占資本主義を思いうかべた。われわれはむしろ人や物の移動による世界の一体化、それに伴うナショナリズムや人種差別によって広がった民族間の対立、人の心の亀裂の深さに注目する。
感想・レビュー・書評
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はじめに帝国主義理論の変遷を解説している。その後はグローバル化と並行した帝国主義の形成を長いスパンで描き、その結果として起こる近代的価値観による人種差別の再構成に踏み込む。
差別構造の複雑さがよく整理されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界史リブレットって読み物としてもおもしろいものが多い、勉強とか関係なく普通に全巻欲しいレベル
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東大世界史対策
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