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- Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634350250
作品紹介・あらすじ
イスラーム思想史上最大の思想家といわれ、現代においても大きな影響を与えているガザーリー。信仰をゆるぎないものとする確実な知識を求めてスーフィズム(神秘主義)に回心した彼は、学者として最高の地位を捨て、放浪の旅に出たという。スンナ派のセルジューク朝とシーア派のファーティマ朝が対立する時代、ガザーリーの波乱万丈の人生をたどりながら、スンナ派思想の形成という観点から、ガザーリーの果たした役割をとらえなおす。
感想・レビュー・書評
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アルガゼルことガザーリーの全体を概説した本。現代のイスラームとの関係からガザーリーを解釈しています。著者の意見も多少含みますが、それも読み取れるように書いてあります。
イスラーム法学や神学の基礎の基礎は抑えておかないと読むのが大変なので、最初の一冊には難しいかもしれませんが、ガザーリーに興味がある段階で初歩の初歩ではないでしょうから大丈夫でしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古典スンナ派思想の完成者とされるガザーリーの思想遍歴をたどりながら、イスラームにおける神学・法学・哲学・スーフィズムの関係について、大まかなイメージをつかむことができる。イブン・スィーナーやイブン・ルシュドが、イスラーム思想史の中でどのような立ち位置にあるのかもわかる。
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