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- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634523517
作品紹介・あらすじ
本書は、二〇〇四年(平成十六)十一月十三日に開かれた史学会大会の日本史・東洋史・西洋史にわたる公開シンポジウム「世界遺産と歴史学」をもとにして、当日の報告・コメントだけでなく、「世界遺産と歴史学」をより立体的に考える上で必要と思われるテーマについての論考をも寄せていただいて編集した、史学会シンポジウム叢書の一編である。
感想・レビュー・書評
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世界遺産というと文化財保護や遺産マネージメント、観光開発といったジャンルで語られることが多いけど、
この本は史学的アプローチで遺産を捉えていて、
歴史をやる者としては非常におもしろかった。
特に、遺産を理念として捉える見方に感激!
そう見ると確かに色々な問題を内包していることが分かって、
興味深い。
普遍性の問題、遺産の序列化、欧米中心主義…
遺産を通して国際問題を考える。
これって実はすごくおもしろいかもしれない。
そう思わせてくれた一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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