近代日本とアイヌ社会 (日本史リブレット)

  • 18人登録
  • 3.00評価
    • (0)
    • (1)
    • (4)
    • (1)
    • (0)
  • 2レビュー
著者 : 麓慎一
  • 山川出版社 (2002年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634545700

近代日本とアイヌ社会 (日本史リブレット)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 近世日本とアイヌ社会
    近代日本アイヌ史研究の視点
    1 「北海道旧土人保護法」
    2 帝国議会における「北海道土人保護法案」
    3 アイヌ社会と勧農政策
    4 共有財産問題とアイヌ
    5 「北海道旧土人保護法」制定後のアイヌ社会

    冒頭ではアイヌ史研究の動向が解説され,「場所請負制度」の解明が大きな役割を果たしてきた,と書かれていたので,本書でも論じられると期待して読み始めた。しかし,本書は私が期待していた方向性とは異なり,目次の通り,アイヌ民族を「旧土人」と呼び,その不遇な扱いを法の下で禁止しようという法律の制定にまつわる細かい話が中心だった。
    もちろん,この法律は非常に重要で,日本が国民国家となる過程において,日本人なるものがいかに「異なるもの」と接し,それを「内なるもの」としてみなそうとするのかということについて考えさせられる。またそれは同時に,日本という国家が新しく手に入れた北海道という大きな土地をどう扱おうとしてきたのかということは,地理学的にも興味深いテーマである。しかし,いかんせん法的な議論が中心でなかなか興味を持って読み進められないのも事実。

全2件中 1 - 2件を表示

麓慎一の作品

近代日本とアイヌ社会 (日本史リブレット)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

近代日本とアイヌ社会 (日本史リブレット)を本棚に「積読」で登録しているひと

近代日本とアイヌ社会 (日本史リブレット)の作品紹介

近代日本とアイヌの間にはどのような関係が形成され、どのような問題があったのだろうか。これまでのアイヌ史研究の成果を踏まえて、まず、第一に近世日本とアイヌ社会の関係を概括し、第二に近代日本とアイヌ社会の関係を、どのような視点から分析する必要があるのかを検討してみよう。そして、近代日本とアイヌ社会の関係を捉えなおしていきたい。

近代日本とアイヌ社会 (日本史リブレット)はこんな本です

ツイートする