対馬と海峡の中世史 (日本史リブレット 77)

著者 :
  • 山川出版社
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634546899

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中世の対馬を巡る情勢を宗氏を中心に濃密につづっている。

    国境最前線の島主としてさまざまな顔を使い分けながら韓国との関係に
    腐心する宗氏のあり方に、現実の外交の生々しさを感じた。
    14~15世紀には対馬の漁民がはるか巨文島まで出漁していた点も
    驚きであった。

著者プロフィール

佐伯 弘次(さえき こうじ)
1955年生れ、九州大学大学院人文科学研究院教授
〔主な著書論文〕
『モンゴル襲来の衝撃』(中央公論新社)、『対馬と海峡の中世史』(山川出版社)、「室町時代の博多商人宗金と京都・漢陽・北京」(『寧波と博多』汲古書院)

「2020年 『神仏と祈りの情景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐伯弘次の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×