詳説世界史B 81 世B 304 文部科学省検定済教科書 高等学校 地理歴史科用

  • 山川出版社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784634700277

感想・レビュー・書評

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  • もっと横の繋がりが分かりやすかったらなぁ

  • 基礎は大事。

  • 大学受験前に古代の王様などを呪文のように唱えていた頃から既に干支は一回り、教科書の記述の変貌ぶりに驚いた。
    特に、いわゆる「中世」。時代を牽引していたのはイスラームであり、ムスリム商人の交易活動や、イスラーム世界との戦争を通して、技術・もの・思想の交流が活発に行われたことに言及されている。
    その後の時代の発展にしても、アジア・インド産の香辛料生糸綿、アメリカ大陸からの銀、作物(トウモロコシ、ジャガイモ、トマトなど)は不可欠であったし、ルネサンスに「中世の文化の継承・発展という面もある」、産業革命も「ただしイギリスの国民生産の年成長率は1.3%程度しかなかった」との補足がある。
    すなわちヨーロッパ中心の歴史観や、個々の地域の歴史の集合から脱し、世界規模の交流および交易をめぐる激しい競争という視座から歴史をとらえようという一貫とした姿勢が鮮明である。

  • 2013 9/9 古代ギリシア・ローマあたりまでパワー・ブラウジング。某書店で購入。

    図書・図書館史授業用。
    そもそもの歴史的背景自体を色々追っておきたくなったので購入した本。
    高校は山川使ってなかったので、はじめての購入である。

    けっこう忘れていることとか多くて面白かった・・・が、授業ではやっぱそんなに触れないかなあ・・・。

  • 最近ようやく学生時代に世界史を真面目に勉強しておくべきだったと気付き、遅ればせながらの手習い。昔は思想史くらいしか興味無かったが、大人になって読み返すと、世界史は結構面白い。

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著者プロフィール

木村靖二 (きむら・せいじ)
1943年、東京生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京大学大学院博士課程中退、同大学助手、ミュンヘン大学留学、茨城大学教養学部講師、同助教授、立教大学文学部助教授、同教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授。現在、東京大学名誉教授。専門、西洋近現代史・ドイツ史。著書に『二つの世界大戦』(山川出版社世界史リブレット)、『第一次世界大戦』(ちくま新書)などがある。

「2022年 『兵士の革命 1918年ドイツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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