空飛ぶ山岳救助隊 (ヤマケイ文庫)

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  • 山と渓谷社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635047319

感想・レビュー・書評

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  • 山を登る人には読んでほしい作品
    北アルプスに登ると割としょっちゅうヘリコプターに出会います
    物資の運搬のときもあるし、ヘリの動きから捜索かな?というときもあります
    幸いまだ捜索願を出すような事故にはあったことがないですが、
    山をやってる以上、ここに書かれてる遭難者に自分もなる可能性があることを改めて自覚しながら山を楽しもう!と気が引き締まります

  • ヘリレスキューの立役者である篠原さんの絶賛を繰り返すので、山登りをしない人にはつまらないかも。
    登る人にとっては、身につまされる事故の話なので一読の価値あり。

  • 生というものは、歯を食いしばってもう一歩を前に出すことによってのみつかみ取れるもの

  • かっこいい!!!

  • 山岳救助をヘリで行う。
    山に生きる男の実録。

  • ここまで命懸けの仕事を民間が良くぞ請負ったという感じ。救助という極限状況が人を駆り立てるのか。救助を生業とする人々に感謝の言葉しかない。有難う、そして冥福を祈ります。

  • ヘリによる山岳救助の草分け、東邦航空の篠原秋彦氏が題材。単行本の副題がヘリレスキューに命を懸ける男、だったが、文庫本ではヘリレスキューに命を懸けた男、に。救助活動中に救助ネットから転落死したとのこと。その後、東邦航空はレスキューから姿を消し、代わりに警察ヘリによるレスキューが主流になった。

  • 2016/12/16 Amazonより届く。
    2018/8/18〜8/31

    ヘリによる山岳遭難救助の礎を築いた篠原秋彦氏を取り上げた本。篠原氏のことは、漫画「岳」に出てくる牧さんのモデルということであったが、まさかここまですごい人だったとは。幸い自分はまだお世話になったことは無いが、一体何人の人の命が救われたことだろう。そんな人なのに最後があっけなさ過ぎる。今も生きておられたら、と思うと残念である。

  • あとがきが悲しかった。
    2016.9.4

  • 2016/1/4購入
    2016/3/26読了

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著者プロフィール

1961年埼玉県生まれ。ノンフィクションライター。長野県山岳遭難防止アドバイザー。山岳遭難や登山技術の記事を、山岳雑誌「山と溪谷」「岳人」などで発表する一方、自然、沖縄、人物などをテーマに執筆活動を続けている。おもな著書に『ドキュメント 生還』『ドキュメント 道迷い遭難』『野外毒本』『人を襲うクマ』(以上、山と溪谷社)、『山の遭難――あなたの山登りは大丈夫か』(平凡社新書)、『山はおそろしい――必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難』(幻冬舎新書)などがある。

「2023年 『山のリスクとどう向き合うか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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