- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635047319
感想・レビュー・書評
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山を登る人には読んでほしい作品
北アルプスに登ると割としょっちゅうヘリコプターに出会います
物資の運搬のときもあるし、ヘリの動きから捜索かな?というときもあります
幸いまだ捜索願を出すような事故にはあったことがないですが、
山をやってる以上、ここに書かれてる遭難者に自分もなる可能性があることを改めて自覚しながら山を楽しもう!と気が引き締まります詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生というものは、歯を食いしばってもう一歩を前に出すことによってのみつかみ取れるもの
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かっこいい!!!
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山岳救助をヘリで行う。
山に生きる男の実録。 -
ヤマケイのイベント(文庫フェス)で上映された「レスキュー 『篠原 秋彦の軌跡』」に登場する篠原秋彦ことシノさんがマンガ「岳」に登場するヘリコプターレスキュー隊の「牧英紀」にそっくりだったこともありいろいろと調べたら「牧」のモデルがシノさんだった。三歩の「よく頑張った」の台詞はシノさんが発していた言葉らしいです。本の内容は、シノさんの頑固一徹で完全を求める仕事ぶりや実際の救助現場の状況をリアルに描写し、ヘリレスキューの常に危険と隣り合わせの緊張感が伝わってくる。救助に携わる県警救助隊や山小屋関係者、民間救助隊の人たちの苦労を知り、あらためて謙虚な気持ちで山に向かいたいと思うようになった。
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「空飛ぶ山岳救助隊」羽根田治著、ヤマケイ文庫刊。国内に先人なき、山岳ヘリレスキューを切り拓いた篠原秋彦さんの伝記。なんら義務も無く、一民間ヘリ物輸会社の営業という枠を大きくはみ出して築いた航空救難の礎。本当の仕事は、枠の中ではないんだなぁ。間違い無く漫画「岳」のあの人のモデル。
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岳に出てくる燕レスキューって、
この本の主人公「シノさん」だと思う。
命がけのヘリを使った山岳レスキューの軌跡。
すごいわ。