ウルトラライトハイキング

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著者 : 土屋智哉
  • 山と渓谷社 (2011年2月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635150248

ウルトラライトハイキングの感想・レビュー・書評

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  • 「自然とつながる」という考え方をベースとした、ベースウェイト10ポンド以下でのハイキングを「ウルトラライトハイキング」と呼ぶ。日本では2000年頃から紹介され始めたそうだが、自分自身はこの本で初めて知った。
    本格的なハイキングは決して生半可なものではなく、アメリカでは数千キロメートルの行程を何ヵ月もかけて縦走する。スケールが違う!しかし、日本でも数百キロメートルの縦走レースがあるくらいだからスゴい。
    そんなハードなハイキングをするつもりは毛頭ないのだけれど、やむを得ないビバークを考えたら、この本に書かれている知識は参考になる。特にレインウエアについてはまだ持っていないということもあるので、早めに入手しないと、という意識付けにもなった。
    また個人的には、休憩時にコーヒーを楽しみたいという強い願望がある。ただし、湯沸かしって重くなるんじゃ…と思っていたので、最低限の湯沸かしの紹介が印象に残った。
    当然のことだけれど、読了後山に行きたくなる一冊。

  • 面白い!カブスカウトからボーイスカウトまでを経験して来たが、最新のハイキングの概念はここまで来たのかと衝撃を受けた。重いザックに重い登山靴を履いてひいひい山を登るのではなく、荷物を最低限とし靴はランニングシューズのように軽いトレイルランシューズを履いてサクサクと登る。荷物が軽いと景色も楽しめる。
    近年のトレイルラン人気からウルトラライトハイキングに人が流れれば山はもっと賑わう。じじばばと変人だけの為の山はもったいない。若者よ、山はキツくない、インスタ映えだってある、山に登ろう!

  • 荷物が軽い方が体力が続いて良いかも。

  • 思想は憧れるが、あんまり理詰めにやるとおもしろくなさそうに感じるが、どうなんだろう。やってみないとわからんが、相当な長期休暇がとれないと…。

  • 自然に溶け込むために出掛けて行く際は、重装備で何不足ない生活を持ち込もうとせず、背負う荷物を軽く、食事や就寝の痕跡を残さぬよう心がけ出来る限り長距離を移動することを楽しむべきではないか。そのための装備の考え方の本でした。ハイカーでなくとも、拠点を定めぬコンパクトな生活を日々繰り返すノウハウは、地震のある日本ではある程度必須の心構えかもしれないと思いました。

  • ライトハイキングとは、装備が軽量化されたハイキングですが、それを極限まで絞り込んだ形がウルトラライトという考え方で、現在世界中の多くのハイカーがウルトラライトを目指しているということです。

    長距離を歩くには、身につけるものと泊まる装備と食料が主を考えなければなりませんが、これらはつまり衣食住であり、衣食住をライトにするという考え方は、いわゆるミニマリストという生活スタイルにもつながるのだと感じました。
    より快適な生活を求めれば、多くのものを抱えなければなりませんが、ウルトラライトやミニマリストは切り捨てられる余地を考えるのだと思います。

    それは、衣とは、食とは、住とは、という既成の概念にとらわれず、代用できるものを探したり、なくても良い機能を探すことなのだと思いました。

    過剰に溢れるものや多くの機能を備えたもの、一部のことしかできないものなどを見直していくことが、これからのボクらのライフスタイルなのだと感じました。

  • ULH の入門書として最小限の重要なことが完結にまとめられている。フィロソフィーを崩さず、最後までHowに拘っているのが小気味良い。いわゆるバックパックとの違いを理解できた。
    商品宣伝色は一切なし、ULHのゴールがどんなリスクマネジメントを必要としているのかが明快だ。3版まで来ているのもうなづける。宣伝色を消すために具体的なギア紹介が省かれているがそんなグッズが必要で情報源はどこにあるかは簡単でよいから記述して欲しかった。勿論シリーズでギア編はあるのですがウルトラライトパックということで

  • 三鷹のハイカーズデポは、行きつけのカフェの隣。ここでファイントラックのツェルトも手に入れた。そのオーナーが書いた本。ウルトラライトハイクのバイブル。このところ、そのスタイルもどきで山に入るので重い荷物は持てない。
    確かに荷が軽いと様々な行動範囲が広がる。
    そして、ロジティクスやタクティクスを考えるのも楽しい。
    さあ、今年はこれで南アルプスを縦走しよう。

  • ・ステルスキャンプ
    夕暮れ前に登山道から離れたところで夕食
    食後しばらく歩く
    登山道より100m以上離れて、日没前に煮炊きをせずに、寝るだけのキャンプ
    ・軽いものが好きなのではなく、シンプルでスマートなものが好き
    ・大事なのは道具を軽くすることではなく、自然とつながる感覚を得ること

    ・ウルトラライトハイキングとは
    消費財(食材・燃料・トイレットペーパー・ストック)を省いた重量・ベースウエイトが4-5kgということ
    ・ウルトラライトハイキング例
    キャリング(運ぶ道具)         900g
    スリーピング(寝る道具・屋根・寝具) 1600g
    クッキング(食事と水分補給道具)    400g
    ウエア(防寒・雨対策・最低限の着替え)1200g
    アクセサリー(非常用品・救急用品)   700g
    ベースウエイト合計          4800g

    ・バックパック
    荷物重量10kg程度は、バック重量1kg以下
        15           1.5-2
        20-30        2.5-3
    ・食事
    朝食     100g( 400kcal)
    行動食&嗜好品250g(1150kcal)
    夕食     150g( 550kcal)

    ・オリジナルフリーズドライ食品(袋飯)
    ポルチーニのリゾット
    アルファ米・粉チーズ・乾燥ポルチーニ・大豆ミート
    ドライ玉ねぎまたは玉ねぎパウダー、切りイカ
    ドライホウレンソウ、てんさい唐、天然塩、パセリ

    ・ごとく
    クアトロストーブ
    エスビットチタンストーブ

    ・ボイルインバック
    湯を沸かし、袋に入れて、袋から食べることを推奨

    ・必要な水
    通常2500cc
    最低1200cc
    極限 500cc
    2Lボトルだと破損時危険なので
    1L+0.5L+0.5Lが安全

    ・着替え
    ソックス2組とカットソー1枚

    ・おすすめギア
    運ぶ890g
     バックパック800g
     パックカバー90g
    泊る1660g
     スリーピングバック500g
     スリーピングマット200g
     シエルター800g
     ペグ他60g
     グランドシート100g
    着る&歩く1100g
     スペアカットソー1枚150g
     スペアソックス2組90g
     ウオームハット60g
     インサレーションウエア300g
     レインギア400g
     ウインドシャツ100g
    食べる&飲む290g
     ストーブ45g
     ウインドスクリーン20g
     フューエルボトル20g
     ライター(2個)30g
     マグポット100g
     スプーン15g
     ウオーターコンテナ(2L分)60g
    気遣い740g
     ライト90g
     マップケース&コンパス50g
     ファーストエイドキット100g
     トイレタリーキット
     (タオル・歯ブラシ・ペーパー・他)250g
     エマージェンシーキット
     (ホイッスル・ハサミ・リペアキット・他)190g
     ノート&ペン30g
     財布30g
    プラスアルファ(状況によって)
     サポートバッグ
     (フロントバック・サコッシュ・ウエストポーチ)
     ウォータートリートメント
     カメラ
     傘
     クランポン
     ネックゲイター
     バクネット
     サングラス
     GPS
    ベースウエイト 4680g

    ・歩行中身につけるもの
     アンダーウエア
     カットソー
     パンツ
     ソックス
     グローブ
     ハットまたはキャップ
     シューズ  
     ゲイター 
     トレッキングポール
     時計

  • BIG ISSUEで紹介されていた本。

    精神状態があまりよくなく、つらいものを読むと過敏に反応してしまっていたため、自分の興味のあるもので、なおかつ精神的な負担がないもの、ということで、買ってみた。

    普段はほとんどハイキングや山登りはしないのだけれど、登山用品を見るのは昔から好きで、買いもしないのによくお店に入ってあれこれ品物を見たりしていたので、この本は楽しめるかも知れないと思ったが、中身を読むと「普段泊まりがけの登山をする人用」の本で、専門用語が多く、分からない単語もたくさん出てきて少し難解だった。

    ただ、泊まりがけのハイキングは行かないかも知れないが、調子がよくなったら少し身体を動かしたいなあという気持ちはあるので、こういう本を読むと「いいなあ」と思ったりもした。

    ウルトラライトハイキングというのは、ただむやみに自分の持つ荷物を軽くするのではなく、荷物を軽くすることによって、自然と触れ合い、自然を破壊しないようにハイキングを楽しむ方法である、と最初に書かれていた。そういう思想ってなんかいいと思った。

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