歌う鳥のキモチ 鳥の社会を浮き彫りに

著者 :
  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 133
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635230087

作品紹介・あらすじ

暴かれた本音と浮気心。二重人格のオス!?独身と既婚の歌い方。鳥たちの面白すぎる私生活と歌うオスたちのキモチに迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の、この研究へのものすごい熱量を感じる。
    こんなにも『鳥の声』だけに没頭できるものなのか。
    観察眼、観察耳?歌声で個体識別も可能だなんて。自分の遺伝子を残そうとする小鳥たちの戦略を読めば、一夫一婦制も愛情深さの現れではないと気付かされる。
    データの採集も分析も、科学的客観的でありながら、解釈と説明はとても人間みがあり温かい。
    付録?の鳥の歌声つき動画も、耳が洗われる心地よさで、エンドレス再生したいくらい。

  • 2024年3-4月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00539993

  • 基礎編は良いが挿絵は写真か、せめて写実的な方が

  • 鳥の歌から見る生存戦略。いろいろな顔を使い分ける鳥が面白く、興味深かった

  • 2018/12/25 詳細は、こちらをご覧ください。
    『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1148.html
     
    友人お薦めの本です。
    読むほどに 佳境に入り 面白くなってきました。(。・?・。)

    読み始めてすぐ、これは鳴き声が聞けないとぜんぜんわからない! と思ったら、ちゃんと用意してあります。
     → 山と渓谷社のサイト 「http://www.yamakei.co.jp/products/2817230080.html 歌う鳥のキモチ 鳥の社会を浮き彫りに」
     ここを見るだけでも 楽しい ♪ 

    これからじっくり 歌声と文章を 検証していきますね。 (。・?・。)

    クロツグミの歌と生活について 詳細な観察検証をして 書かれた本。
    すごく面白いです。 

  • 鳥ってほんとに面白くて奥が深い。
    浮気だの不倫だのもあって、ありゃりゃ。
    読みながら山と渓谷社のホームページを見ると、そこに出てくる鳥の歌を聴くことができます。既婚者が独身のふりをして歌う歌とか、、笑えるでしょ?
    頑張って生きてるんだね。

  • 鳥の鳴き方についての研究が進んでいる昨今。
    新たな知見がわかりやすく説明されている。

  • 日本野鳥の会 バードショップオンライン Wild Bird 本・映像・鳥の声 歌う鳥のキモチ
    http://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gr365/gd3834

    山と渓谷社
    鳥がどんなキモチで歌っているのか、歌う鳥のキモチに興味ありませんか?
    鳥を識別や撮影の対象としてだけでなく、何をしているのか「解釈」しながら観察するのは実に楽しいものです。
    https://www.yamakei.co.jp/products/2817230080.html

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著者プロフィール

石塚徹 石塚 徹(いしづか とおる) 1964年神奈川県逗子市生まれ。学校教育、環境教育の現場を経て、現在NPO法人生物多様性研究所 “あーすわーむ”主任研究員。本書の「聞き耳ずきん」の研究で博士(理学)となる。専門は動物社会学・行動生態学。著書に『昆虫少年ヨヒ』(郷土出版社)、『鳥のおもしろ私生活』(主婦と生活社)、『森の「いろいろ事情がありまして」』(信濃毎日新聞社)、「日本動物大百科4(鳥類Ⅱ)」(平凡社/分担執筆)など。長野県軽井沢町在住。

「2015年 『ゆかいな聞き耳ずきん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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