装丁山昧

著者 :
  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 32
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635330541

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  • 書店で手に取ったとき、感触的に惹かれるものがあった。
    元々、山とデザインに興味があったから手にした訳だけど、読み終えた今は、著者/小泉さんだからできるデザインなのだと納得している。
    凹凸のある手触り感、無駄を削り落とした品のあるデザイン。
    文章も落ち着きがあって、無駄がないのに、人間味に溢れている。
    意見を率直に書かれているところに好感が持てる。
    山についても玄人で、著者の経験と才能が集約された本だと思う。
    質感、書体、色、字間、文章についても...。
    丁寧に考えられたものだから、こんなに佇まいのある本ができるんだなぁ。
    デザインも山も素人だけど、読んでいて楽しかった。

  • 装丁家・小泉氏が手掛けた山に関する本の装丁写真とエイソード。
    山の名著ばかり!!

  • 装丁を通しての山への思い。そしてもちろん装丁への思い。情熱が伝わってきて、私は山には殆ど登ったことのない人間だけれども、こんなにも惹きつけるものがあるのかと思うと上へと登ってみたくなった。
    ジャケット手触りと余白も素敵な本。

  • タイトルがシャレていたので目についた。といっても、神保町のスポーツ用品店の話だから割引いて考える必要があるけれども、500冊も山書の装丁のデザインをしている著者がデザインした山書についてのエッセイです。
    出てくる本のジャケットを見ると懐かしく思い出されます。『垂直への挑戦』の写真が二人写っていたのをデジタル処理で一人にした話など、昔では考えられない技術進歩の中で山岳書籍の外装をどうするかは興味深い。近藤等さんの本も読みたいし、『山は斜光線』も探してみたい。

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