森の聖者―自然保護の父ジョン・ミューア

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  • 山と溪谷社
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635340090

感想・レビュー・書評

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  • よほど頭がきれる人。また、自然への愛情が溢れかえっている。人に恵まれ、自然に恵まれ、家族に愛され。普通だったら、変人扱いされそうだが、周囲に素晴らしい人々がいて、幸せな人生。

  • NHKのBSで放送された番組で、ジョンミューアを知りその中で、加藤さんが冬のセコイア国立公園をトレイルしている内容でした。まさか、この本が直ぐに見つかるとは、森の聖者 自然保護の父 ジョン.ミューア
    アメリカ ヨセミテ国立公園に行きたくなりました。

  • ジョン・ミューアというと「国立公園の父」と評されナチュラリストというイメージだったのだが、自然科学者、探検家、発明家など様々な顔を持っている。本書ではジョン・ミューアが少年時代にアメリカに入植して以来の人生を追う事でナチュラリストという側面だけでなくその様々な側面を捉え記述している。ジョン・ミューアの人生は探究心、才能にあふれ読んでて面白い。また、彼の人生の局面で様々な才気あふれる人物との出会いがあり、彼らからの支援がジョン・ミューアの才能をより世界的に意味があるものにしている。ミューアの生きた開拓史の時代にあって自然は人間にとって克服すべき対象であったが、ミューアは人間こそが自然の一部であり人間にとって不可欠な存在であるという理念のもとに自然保護を訴える。伝記ものとして読みやすかった。

  • 国立公園創始者であるジョン・ミューアの大自然に対する愛、家族に対する愛のすごさに心が震えた。

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著者プロフィール

ネイチャーライター

「2013年 『ロングトレイルを歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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