ALONE ON THE WALL アローン・オン・ザ・ウォール 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡
- 山と渓谷社 (2016年2月19日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635340311
感想・レビュー・書評
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ドキュメンタリー映画 Free solo の主人公「アレックス・オノルド」の自伝。アレックス・オノルドを既に知っており、興味がある人にとっては★5。山のアクティビティをしていて、クライミングに興味がある人には★4。登山はするけどクライミングに興味がない人には★3。山のアクティビティには全く興味がない人には★1といったところ。
山のアクティビティは、一般的な日帰り〜1,2泊の山小屋を利用した登山(春〜秋)、冬山登山、縦走(テント泊)、トレイルランニングなどがあるが、個人的に一番敷居が高いと感じるのがクライミングである。そのクライングのなかでも命綱なしで行うフリークライミングで世界的に有名なのが、アレックス・オノルドである。
You Tube で検索して見つかる映像をみれば、クライミングをしたことがない人でも、この青年が只者ではない、しかもかなり飛び抜けたレベルにあることが容易にわかると思う。
You Tube での動画をみて彼に興味をもって本書を読んだ。度胆を抜くフリーソロの映像だけでは知り得ない、ひととなり、どこにでもいるような青年らしい(と感じさせる)悩みなどを知ることができる。
読後に映画 Free Solo を見ると、彼の偉業(と同時に異形)を深く感じ取ることができると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示