現代作曲家探訪記~楽譜からのぞく世界~

著者 :
  • ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
4.20
  • (3)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784636894066

作品紹介・あらすじ

2012年1月に亡くなった日本を代表する作曲家、林光さんによる現代作曲家考察。楽譜を通じ、時に忘れられ、時に歪められてきた作曲家の真意や、音楽と時代との関わりなどを読み解く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 現代作曲家たちを、楽譜を通じて分析、紹介した本。
    作曲家としての林光氏を知らなくても、また現代作曲家の知識がなくても、どんな作曲家や音楽だったのかがわかるように書かれている。
    このあたりのジャンルに馴染みがないと、最初はすこし取っ付きづらいかもしれないけど、林光氏の少し皮肉混じりで確信をついた言葉は面白く、また社会情勢や文学などと絡めた論評(エッセイか?)は、一度入り込むとかなり刺激的。
    また時間があるときに読みたくなった一冊。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784636894066

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1931年生まれ。1941年から尾高尚忠氏に作曲を学ぶ。東京芸術大学作曲科に入学。1953年同校を中退、間宮芳生・外山雄三氏とともに「山羊の会」を結成した。同年『交響曲ト調』により〈芸術祭賞〉を、1961年映画音楽「裸の島」(新藤兼人・監督)により〈第2回モスクワ国際映画祭作曲賞〉を、1995年「ヴィオラ協奏曲<悲歌>」により〈第44回尾高賞〉を、1998年にはオペラの作曲活動全般に対し〈第30回サントリー音楽賞〉を受賞した。その他受賞多数。2012年1月5日没。

「2024年 『ピアノ連弾のための 魔法の鈴 変奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林光の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×