作曲少女~平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話~

著者 :
  • ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
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本棚登録 : 346
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784636915952

作品紹介・あらすじ

音楽知識ゼロから作曲に挑戦した女子高生"いろは"と一緒に曲作りに挑戦しよう。物語を読むだけで、曲作りのノウハウや考え方が自然と身に付く!気鋭のコンビが放つ、小説×作曲入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 作曲含めクリエイティブで大切なことがまとまってあってよかった。
    作曲してみたい気持ちになったが、前提の耳コピのところがこんなにすらすらできるようになるか…?と不安になった。

  • 作曲したいけど超初心者の人向けの本です。
    私は趣味で作る程度に曲は作れるので、書いてある内容は初心の確認ぐらいしか使えないのだけど、普通にラノベとして楽しかったので良かったです。二人の女の子もかわいいです♡
    というか、作曲手順やマインドみたいのが、私とほぼそのまま過ぎてニヤニヤが止まりませんでしたw 最初の方は「うんうん、私も思ってることわかりやすく言ってくれてるなあ。」って思っていたのですが、読み進めて曲を作り始めると、ドラムが最後ということ以外は殆ど私と同じ手法でほんとに笑いました。
    かなり大胆に心構えとかマインドの話に多く割かれていて、作曲手法に関してはざっくりとしか書かれていません。あくまで最初の取っかかりとして良い本だといえます。

  • 音楽経験が全くない少女に、プロの作曲家がどのように作曲すればよいかを指南するお話。
    本の帯通り、音楽理論や専門用語はあまり出てこず、文章も平易で読みやすかった。
    その作曲法についても、今まで自分の知らなかった世界があったので参考になった。

    ただ、途中キー(調性)と移動ドについての説明が出てくるのだが、そこは理解に苦しんだ(私の国語力の問題もある)。
    ある程度楽典を知っている人間だったので言いたいことは伝わるのだが、音楽経験のない人がこの説明を読んだら混乱する人がいるのではと感じた。

    それでも、本書が作曲に対するハードルを(低いとは言えないが)大きく下げてくれたことは評価されるべきだ。

  • 学生時代の疑問を解消してくれた驚異のハウツー本。
    ハウツー本と言っていいのかな?ストーリーは立っていますし、おもしろいです。予想とは違う内容でしたが、役に立ったと思います。
    作曲に限ったことではなく、クリエイティブな作業に対する考え方なんかも書いてあります。その考え方は自分が歳を取ってから同様に感じたことも書かれているわけですが、高校生の口から語られると違和感を感じる部分もあったりしました。まあ、早くプロになればそういう考えを抱く人もいるかもしれないので、それでもこの本は楽しく読める一冊だと思います。
    キーとコードのチートシートはとても助かりました。主人公と同じく、先輩から教えられた瞬間ははちんぷんかんぷんだったんですよね。

  • この本を読むだけで自分が一曲まるまる作ったような気分になれる。そんな「擬似体験」が出来る。これは作曲初心者にとって最も有益な経験だと思います。

    読むだけでもいいと思いますが、一緒に作りながら読み進めていくともっと良いでしょうね。挫折した人も、これを読んでると段々とやる気が復活してくると思います。

    現に過去何度も挫折してきた私が今、何でもいいから耳コピして、テクスチャーを試したい!とやる気になっているのですから。

  • 特に作曲しようとは思わなかったけれども面白そうだったので読んでみた。
    続く人と続かない人の話がリアル感強めで良いこと書いてあった。創作でもなんでも、最初の難しいところでやめたら、それを嫌いになるのみならず、自分まで嫌いになる。自己嫌悪スパイラルから抜け出すには、嫌いにならないところまでとりあえずやり切る。
    普段クラシックやってるけど、映画と音楽が似てるっていう話を、作曲サイドから解説されてなるほどと思った。よく知ってる曲のストーリーを自分なりに解釈するのも面白そう、やってみたい。

  • 作曲という概念について堅苦しい表現を抜きにして学べる本。
    どんな曲にしたいか、簡単でも良いから全体像をストーリー形式に想像し、文字に起こしておくことで、作曲途中に目標を見失いそうになった時に振り返れるというところが、作曲においてとても大事なことを書いてくれていると感じた。
    「わからなくてもとにかくやってみる」ということは、作曲においてだけでなく、仕事でも何にでも通じることだと思いました。
    一歩を踏み出すのがとても遅いと感じる人には読んでほしい本です。

  • めっちゃ良いと思う。方針自体にかなり共感する。とにかく何がなんでも一曲作るのが大事。初めからインプット過多になるのはよくない。
    教えに従って一曲完成させようと思う。

  • 2018/08/10に一度たぶん途中まで読んで放置していた。
    今回メロディと歌詞ができたのでサクッと読んでみることにした。読破所要時間106分。

    結構実用的なことを書いてある(精神論もちょいちょい挟む)。
    音楽をやってない子が14日で作曲する設定だから耳コピとテクスチャーがメイン。
    今回こちらは鼻歌からできたから取捨選択な感じ。
    コード=メロディ+ベース+1,2音のところ、勉強になった。

  • この本は作曲のモチベーション維持にかなりの貢献をしてくれている。

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