異空間の俳句たち: 死刑囚いのちの三行詩

制作 : 異空間の俳句たち編集委員会 
  • 海曜社
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本棚登録 : 31
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784639015888

作品紹介・あらすじ

いのちってなんだろう。死刑囚の独房という「異空間」でよまれた「異質な時間」の世界…極限の世界。いのちとは、生きるとは、別れとは…。生と死、臨界の声があなたの心を揺さぶる。昭和・平成の死刑囚秀句アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • 人は極限状態でどのような「思想」を持つのか?
    それは「思想」などと言えるものではないのだろう。 死刑反対を簡単に唱えることは出来ないが、この本を読んで、人の死、また、それを人が人に対して課すことの意味を考えざるをえなかった。

    「天よ、つかまるものがない!」の叫びに、思わず目をそむけた。

  •  人を殺(あや)めた男達が、牢獄で自分の死と向き合う。罪を顧(かえり)み、残された生をひたと見つめ、更にもう一段高い視点から俳句は生まれる。

    http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20100310/p7

  • 綱 よごすまじく 首拭く 寒の水 

    死刑囚の俳句を集めたものです。上のもそうです。これ本当欲しい。

  • 第5章 死刑囚の俳句  あるいは塀の中の芭蕉たち

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