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- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784639019237
作品紹介・あらすじ
英人チャールズ・ベルグレイヴ卿は、第2次大戦を挟む31年間、ペルシア湾岸のバーレーン国顧問官を務めた。湾岸アラブ国の支配者たちと近代化を進めた筆者の眼を通して、アラブ社会の伝統と文化、激動する中東情勢の本質が解き明かされる。現代のアラブ世界を理解するための好著。
感想・レビュー・書評
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イギリスの立場から見るならば、ペルシャ湾における石油開発権の歴史は悲しい物語。
アメリカ系の石油会社はバーレーン、クウェート、サウジに莫大な投資を行い、場合によってはイギリス系の石油会社と密接に連携して事業を進めたものだから利点はあった。経済的、政治的な理由からアメリカはイギリスと同様にペルシャ湾の平和維持と湾岸諸国の独立保持を望んでいる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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