刑法総論

著者 :
  • 有斐閣
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本棚登録 : 39
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641041998

作品紹介・あらすじ

犯罪論の基礎にある基本的な原理を明らかにし、論理的・体系的な思考がえられるように工夫された待望のテキスト。刑法の基本が確実に身につき、「わかったつもり」から「本当にわかる」段階へ読者を誘う画期的な教材。二色刷りを採用し、より斬新な紙面構成にした。

感想・レビュー・書評

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  • 刑法を好きになるきっかけになった本です。

  • 山口組のバイブル。結果無価値の雄である山口説の原点。第二版では大分トーンダウンしてしまい,読んでいておもしろみがなくなった。しかし,第一版は,実行行為概念不要論・遡及禁止論など,読んでいて興奮を覚えざるを得ない記述が多々あり面白い。
    ただし,文章は簡潔すぎて難解なのでじっくりと腰を据えて読む必要があろう。

  • 中・上級者向けです。

    余分な論拠は豪快に切り捨て、刑法の根幹のみを扱っています。
    自招防衛の章で分かりにくい言い回しが見られますが、理論の精緻さにおいては、他の刑法の基本書より優れています。

    批判的な検討を行っているところが多いので、自分でも一度批判的に考察し、自分なりの考えをまとめておくといいと思われます。

  • 薄いと思って手を出してみましたが、読み終わるまで時間がけっこうかかりました。はっきりした結果無価値論。被害者の同意についての記述はわかりやすかった。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授、早稲田大学名誉教授

「2024年 『危険犯の研究 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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