刑法概説 総論 第3版増補版

著者 : 大塚仁

• 有斐閣 (2005年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[maimailsさんの感想 · 2011年2月25日]

刑法と言えば大塚仁先生

阪大で刑法の授業をしていただいた佐久間修先生のお師匠さんです

とてもすっきりとした論理で、わかりやすいですね
学説の紹介も丁寧なので、資格試験の勉強にも良いのではないでしょうか

いわゆる「最先端の論点」については記述が不十分なのかもしれませんが、当方細かい論点・学説に全く興味がないので、ちょうど良いです
刑法の「森」を見渡すのです

最初の何十ページかは刑法の歴史についての記述なので、さらりと読む感じで良いと思います
最近の教科書はこの辺を省略するので歴史好きには面白いかもしれませんが、ちょっと難しいです

[es-seさんの感想 · 2007年8月6日]

私が好きな学者。
各論は判例が結構載っていて、辞書としても使えるらしい
ただ、刑法は予備校本とかの方がはるかにいいと思う。
予備校本ではないが、お勧めは
「刑法総論講義案」司法協会です。

[倫敦橋（londonbashi）さんの感想 · 2006年3月25日]

時代遅れかと思って敬遠してましたが、意外と読みやすいです。ただし、論点によっては補足が必要か。

[江戸野郎さんの感想 · 2006年1月26日]

平成18年1月26日購入（第3版増補版第1刷）。

[maki0914さんの感想 · 2005年10月10日]

一応…良いわるい新しい古いを別に。

著者プロフィール

名古屋大学名誉教授

「2008年 『刑法概説　総論　第４版』 で使われていた紹介文から引用しています。」