ロジャーズ クライエント中心療法 (有斐閣新書―古典入門)

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  • 有斐閣 (1983年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641090125

ロジャーズ クライエント中心療法 (有斐閣新書―古典入門)の感想・レビュー・書評

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  • 難しい。
    ロジャーズの理論の概要や研究が分かる。

  • 調布図書館にあり

  • 毎日、自分の思い通りになることは少ないし、そもそも問題がない状況があるのが普通ですね。
    カウンセリングをしながら、この人の問題をなんとかしてあげようと思ってしまうこと、そのスタンスがあると、いつしかうまくいかないことが自分の問題になってしまうんでしょう。

    カウンセリングをしてゆくうえで、常に頭に入れておきたい。

  • カールロジャースとはカウンセリングという単語から連想される人物の中では、恐らくは圧倒的な地位を占めるのだろう。彼は患者を患者と呼ぶことを嫌い、クライエントと呼んでいる。一方的に病人扱いすることには、何か違うという思いがあったのかもしれない。彼の基本的な姿勢は、治療者が、クライエントを受け容れること。そして、受け容れるために治療者は自己一致していなければならず、また、受容的かつ非指示的でありながらも、積極的な関心を見せなければならない、とした。この彼の基本姿勢は、彼が含まれる、人間性心理学、あるいは、彼自身が提唱した「PCA(パーソンセンタードアプローチ)」「クライアント中心療法」「非指示的療法」などの基本軸となるだけではなくて、いわゆる精神分析や行動療法などの、他のアプローチにおいても重用されているのである。この意味において、ロジャースの基本姿勢がどれほど普遍的性格を持つのかが明らかとなろう。

    ちなみにロジャースは科学史観が強かったようだ。すなわち自らの研究を客観的に実証しようと努めたらしい。とはいえ、これは主観の介入が防げないということを前提とした上でのことのようだ。現象学的立場に立たずとも、人間は自らの主観でしか物事を解釈できない以上、客観すら主観に含まれてしまうことは言うまでもない。ロジャースはその部分を積極的に肯定した上での実証を試みたようなので、このあたりは科学者とは立場を異とするところだろうと思われる。まあ、科学だって主観入るはずなんだけどね。だって、主観によって解釈が入らなければそれはただのデータでしかないわけだもの。まー、いいんだけれどね。ともかく、ロジャースはそうして壁にぶち当たる。その最たるところは分裂症患者だったようだ。結局のところ、純粋に治療を求めているような人だとかは、初めから治療者との関わりを望んでいるわけだけれど、分裂勝者みたいに比較的症状のレベルが重くて不安定な人からすれば、それだけ非情に敏感でもあるし、いわゆるロジャースが掲げた原則が、建前だけのものとなりかねないのであろう。無論、治療者は本気なのだろうが、かといって、その本気は主観によって裏打ちされており、客観的性格は持ち得ないものなのかもしれないのである。まあ、認めたくはないんだろうけれど。しかし、相手が繊細で敏感であればわずかな欺瞞にすら気付かれてしまう。その意味で、自己一致が分裂病者にとっては大切であるらしい。ロジャースは最終的にはエンカウンターグループなどといった集団セラピーや、戦争や文化などへの積極的関わりなどを見せ始める。彼の治療法の名前も、「非支持的療法」→「暗い円と中心療法」→「PCA」と変遷していくようだ。とはいえ、本著は少々、「紙片の都合上」みたいな決まり文句が非情に多かったり、どうにも読みにくい箇所が見られる。執筆陣は今では教授助教授が多いようだが、当時は博士か、博士を出て数年くらいの人たちが執筆した模様。多分、教授の下のゼミ生みたいな感じで独学がゼミか知らないけれど勉強会でもして、ロジャースを勉強した人たちなんだろうとは思うけれど、読みやすい人もいれば、角ばってて読みにくい人もいましたね。これは心理学に限ったことじゃないんだけれど、博士とか博士出たばかりの人とかは、こう、すごい角ばった感じの文章を書くので読みにくいよね。文学的に角ばっててくれたら、迎合するけどね。

  • 各章によって理解しやすかったりそうじゃなかったり。。。

  • 教育相談の課題で読んだ本。学校の図書館で指定図書になっていて、借りられる期間が短い+生徒が一斉に借りるので、一度返したら借りられずアマゾンで購入・・・w

    ロジャーズの生い立ち、非指示的療法、クライエント中心療法、←に関連する理論や実践的な方法などなど。
    生い立ちは2回ほど読みましたが、肝心のクライエント中心療法のとこは他の本読んで理解しました。いや、わかりにくかったんじゃなくてほぼ読んでないというか・・・↓のフォトリーディング試したけど無理でなんかイヤになったというか(w
    文体がとても回りくどかった。

  •  カール・ランソム・ロジャーズの生涯やクライエント中心療法が誕生した経緯などが書かれており興味深い内容である。
     新書なので一般向けではあるが、臨床家でもロジャーズを誤解している輩も多いと思われるため、ぜひ本書を一読して欲しい。

  • カウンセリングの授業で紹介されてた。

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