心理統計学の基礎 (有斐閣アルマ)

著者 :
  • 有斐閣
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641121607

作品紹介・あらすじ

心理統計学は実証的な心理学研究において欠くことのできない、重要な学問。心理学の研究を行ううえで必要となる統計学の理論と方法、その基礎となる考え方を、心理学の研究に特有の問題に留意してわかりやすく実践的に解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    心理統計学とは、心理学研究で用いられる統計だそうな。欧米では理系に位置される心理学であるが、日本では一般的に典型的な文系学科なので、文系に強い有斐閣アルマから出版されているのだろうと推察する。
    一通り目を通してみたところ、心理学だから特別特殊な統計を使っているようには見受けなかった。普通の初歩的統計学といった印象を受けた。

    どうしても理工系の自分と文系心理学の本ということで感覚的に違うなぁと思う箇所がいくつかあった。変に目がついたのが、概算しているところをハッキリと"="イコールで繋げてしまっているところ。心理学では一般的なのか知らないが、「≒」と「=」は全く意味が違うと思う。また1以下の小数は1を省略するというのも私は慣れなかった。文体はかなり丁寧だし、やってることは統計基礎であるが…、特徴的と言うにはむず痒いと言うか…

  • 統計をより理解するために2年前くらいに購入。かなり網羅されている。もう一度数学に向き合わなければならないと改めて認識させられた。

  • 大学の教科書。じっくりやるときにはこれを読み進めたい。

  • 学生購入希望で購入した図書(2021年度)
    【所在】図・3F開架
    【請求記号】140.7||HA
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/170751

  • 統計学の入門書読んでいることが前提だろうが,以下トピックについて本書が参考になると思う。ベクトルによる説明に慣れているとよい。

    平均値と中央値の定義/相関係数と回帰係係数/検出力/平方和,分散の分割/重回帰分析,多重共線性/分散分析(ANOVA),共分散分析/因子分析,共分散構造分析

  • 優しそうな見た目をして結構骨太。基本的な確率などの説明はあっさりしていて、統計分析の方に比重が置かれているので初級を脱してから読むもの。
    練習問題が別冊でがっつり用意されているのも良い。ワークブックと合わせて利用する。

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著者プロフィール

東京大学教授

「2015年 『教育心理学(第3版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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