条文の読み方

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  • 有斐閣 (2012年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641125544

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条文の読み方の感想・レビュー・書評

  • 法律用語の説明。法律の世界の様々なルールを事例をまじえて説明してくれる。法学部生や法律を学習している人には良いと思う。

    読み通すというより、都度参照しようと思う。

  • タイトルに偽りあり。実際は法令用語集
    若干範囲が異なるけど、ようやく法令用語の常識に比肩しうる本が出て来たなぁという感じ

  • 「BOOK」データベースでは、「法学部生はもちろん、授業や日常生活で初めて六法を手にとる人へ向けた、六法を身近に感じるための必携バイブル」と、紹介されています。少し前に購入したのですが、その時はなかなか気が乗らずにおいていたのですが、思い立って読みました。

    第一部基礎知識編として、法律の種類・構造・制定過程についてコンパクトに紹介。第二部では、法律の中で使われる言葉の使われ方や意味について具体の法律を紹介しながら解説さえていました。今までよくわかっていなかった法律の仕組みや読み取り方について、なるほどと思うことがたくさんありました。

    地方分権の流れの中で様々な権限が委譲されていますが、社会保障分野においては関係する法律そのものを権利保障を進める観点から国に対して廃止や改正を求め、かつ地方自治体には主旨を越えない・地域格差を生まない対応を求める運動を強める必要があります。これからも様々な法律や政令・省令等を読むことになると思いますが、この本を手元に置いておこうと思います。

    みなさんにおすすめの一冊です。

  • 第1部「基礎知識編 条文を読む前に」、第2部「法制執務用語編 条文の読み方」の2部構成。

    「基礎知識編」で、法令の種類、構造、制定過程、調べ方が26p.で簡単にわかるのがよかったです。

    引用メモ:
    「法令を作成する人たちの世界では、「経過措置がかけるようになったら一人前」とまでいわれています。」(p.09)

  • 極力、シンプルに説明しようと試みているのがわかる。
    比較的読みやすかった。
    形態的に持ち運びやすく、良かった。

  • 法律や政令、規則などの法令において使われる独特な言い回しなどについて解説したもの。通常こうした本は、弁護士を始めとする法律を解釈する人が書くことが多い。本書の執筆陣は衆議院法制局と衆議院憲法審査会事務局のメンバーからなっている。つまり立法、法制執務の立場から書かれている点でとてもユニークだ。実際の法律の作り手から、云々の法律の文言はこういう使い分けがなされているとか、こうした言葉が使われているときは立法者はあるニュアンスを込めている、などと解説されている。実際の様々な法律を引きながら逐一解説されている。

    本書は二つの部分に分かれ、第一部では法律一般がどのようになっているかが書かれている。立法に関わる立場から、法律はどのような過程を経て成立、公布、施行されるのか。どうやって修正、廃止されるのか。また本則や附則といった法律内部の構造はどうなっているのか。特に、附則に書かれる経過措置の重要性について強調されている(p.14-16)のが目に留まる。また両院協議会についても。昨今のねじれ国会などで両院の意見が分かれた時、両院協議会において話し合われるのだが、元々意見が分かれたのだから両院協議会でそう簡単にまとまるわけがない。実際には事前にそのようなことがないように調整がなされているのであり、両院協議会の機能不全を嘆くより、そうした調整の活動に目を向けよ(p.23)と書かれている。本書は単に法律を解説した本に見えながら、ところどころこうしたきちんとした主張が見られるのが好ましい。

    さて第二部は一見同じ意味に見えるような法令用語について、その違いを解説している。例えば、「その他」と「その他の」は違う。「その他」は単に並列で言葉を結んでいるだけ。しかし「その他の」はその前に置かれる文言が例示であることを示しているので、実際に何が規定されるべきなのかは下位法令によって規定される必要がある(p.37-39)。同様に下位法令に大きな影響をおよぼすのが「なおその効力を有する」と「なお従前の例による」。これは旧法の規定が新法の制定後も有効であることを示す文言だが、「なおその効力を有する」は旧法そのものが有効だが、その有効範囲は旧法の規定だけにあって下位法令には無いという。したがって下位法令について経過処理などの規定が必要だ。「なお従前の例による」の場合、従前の例として下位法令を含めた法体系の効力を新法が引き継ぐ。したがって旧法は無効となる(p.107-109)。本書に取り上げられている文言は、すべて重大な差異を生じるものであるわけでなく、適用場面が決められているだけで、そんなに違いのないものもある。

    確かにこうした細かな、だが重大な法令用語の差異は解説してもらわないと分からないものなので、とても役に立つ本だ。法学部の一年生とか、法律をきちんと読む必要にかられた自分のような人に役立つ。

  • もっと深く記して欲しかった。

  • 法律の成り立ちや似たような語句の微妙な意味の違いなどがわかりやすく解説されています。法律をより深く理解するためにも法学部生にオススメの書籍です。

    北九州市立大学:桜餅

  • 基本的なことばかりですがってコンパクトなので手元に置くのにちょうどいい。

  • 入手してからずいぶん経ってしまいましたが、やっとこさ読み終えました。
    法学教室の連載を書籍化したもの。簡単にいうと、条文上の法令用語で似た意味のものについての解説プラスアルファの内容。
    従来から、法令用語を解説した本は公務員向けに発刊されてたりしていて、ちょこちょこ読んだこともあるんだけど、内容が詳細だし、とっつきにくい本が多かったりする。
    その点で、これを一般向けに、しかも読みやすく展開したという意味で、この本には大きな意義があると思う。
    条文の解釈とかいうわけではなくて、立法者がどういう意図でその言葉を用いたのかが分かるので、試験対策として直接役に立つわけではないけど、条文に親しみが湧く。気がする。

  • 実はあんまり類書のない分野においてまとまった本が出たのは良いことだと思う。
    随所にはさまれたコラムが面白かった。

  • P. 2
     さて、現在法律はいくつあるのでしょうか
     毎年、ほぼ100件を超える法律が国会で成立して、公布されています。戦後の第一回国会から第一八一国会まで(1947年5月から2012年11月まで)に成立した法律は、約9900件に及びます。民法のように戦前から続く法律もあることを考えると、さらに数は増えるはずなのですが、実際には、現行法律は約1880件といわれています。(ちなみに、政令については約2000件、府令・省令については約3500件といわれています)。

    →一部改正法の規程は、施行されると既存の法律に溶け込んで消えてしまう。

  • 今までなんとなく理解していた部分がはっきりした。本棚にあると安心。
    コラムも面白い。

    ただ,デザインはポップすぎるかなぁ。ドラえもんみたい…。

  • 契約書等を読んでいて、微妙な文言のニュアンスが気になったので早速探してた時に見つけた本。

    法学部出身の方以外の社会人なりたての方には本当におすすめです。
    本書を読めば、一通りの読み解きが可能になるので。
    基本中の基本なのでしょうが、各言う私自身は、
    本書以前は不明点があればネットで検索という非効率な手段を
    とっていましたので。
    改めて網羅的に見ると結構な発見があったので
    星5つにさせて頂きました。
    (今更か、というご指摘はご勘弁を)

  • 「条文の読み方」というタイトルの通り法律関連の書籍ですし、中身も実際の条文の読み方を解説している本です。
    ただし、「並びに・及び」の使い分けや、「直ちに・遅滞なく」の差などなど、緻密な日本語を書く人にとっては一読しておいて全く損はないと思います。

    手軽に基本的な日本語の使い方を学ぶことができ、値段以上に得られるものが多い本でした。

  • 基本中の基本。今更聞けないことをこっそり確認。

  • 簡潔でわかりやすい。

  • 今更ですが、オススメ。

  • 細かいことだが、けっこう重要。折りにふれて読み返したい。

  • 本書の内容は、平成21年4月から平成23年3月までの2年間、計24回にわたり雑誌『法学教室』に「条文の読み方─法制執務用語解説」として連載されたものをベースとしています。

  • 基礎法学にも。「法学教室」で連載されていたもの。

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