憲法学読本

  • 有斐閣
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本棚登録 : 66
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641130975

作品紹介・あらすじ

読みやすい叙述・通読しやすい分量で、憲法を学ぶ上での重要事項を一通り網羅。学習のコアとなる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 広く使われている憲法の基本書で、比較的すくないページ数でありながら憲法にかんする重要な知識がまとめられています。なお2021年現在、第三版が刊行されているようです。

    独学で法律を学んでいる者としては、以前に読んだ毛利透ほか『リーガルクエスト憲法』全2巻(有斐閣)などとくらべて、本書の叙述はややむずかしく感じるところがありました。ただ、憲法にかんする諸論点や諸学説が紹介されており、もうすこし憲法についての学習が進んだ段階で読めば、得るところも多かったのではないかという気がしています。憲法や人権にかんする歴史的な経緯が解説されているところは、興味深く読みました。

    また、判例についての言及もなされてはいるのですが、「リークエ」のようにそれぞれの判例の背景について本文中でくわしく解説がなされているわけではありません。一通り憲法について学んだことのある読者が知識を整理するために有益な本ではないかと思います。

  • 教科書として買いました。憲法史のところ、意外と童謡か沢山作られた年代なので、軽くふれているだけなのにすごく勉強になります。レビューは、今後に続く。

  • 次世代の憲法の教科書。判例の引用が少ないものの、判旨のポイントを指摘している部分が秀逸かと。

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著者プロフィール

明治大学教授

「2018年 『憲法学読本〔第3版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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