マーケティング戦略論

著者 :
  • 有斐閣
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本棚登録 : 37
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641160668

作品紹介・あらすじ

新しい実践パラダイムの提示!現代マーケティングを、売り手と買い手の情報格差を前提とした、需給マッチングとしての操作型マーケティングとしてとらえ、その戦略的機能と構造を詳細に解明するとともに、生活者の台頭や情報技術の進展を背景とした21世紀の新しいパラダイムとして、「協働型マーケティング」の考え方を提示する、本格的テキスト。

感想・レビュー・書評

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  • 院の1年生の授業で使っていた教科書です。

    4Pなどのフレームワークや製品コンセプトといった基本事項に関する考察から、流通革命や協働型マーケティングなどの未来のマーケティングに関する予測まで内容は多岐に渡っています。
    発刊は1999年ですが、今読んでも示唆の多い良書だと思います。

    〔36期 さんちゃん〕

    • uda0611さん
      現在上原先生の元で学んでいる身として必須の必読書となっています。
      難しいですが経営戦略にも結び付く良書です。
      現在上原先生の元で学んでいる身として必須の必読書となっています。
      難しいですが経営戦略にも結び付く良書です。
      2010/10/26
  • 上原征彦教授の著作であり、戦略マーケティングの教科書です。

    (レビュー:amazonから一部加工して引用)
    本書では、企業と生活者の「情報格差」をキーワードに2つのマーケティングのを提示している。情報格差が大なるもとでは「操作型マーケティング」(これまでのマーケティング)が展開され、情報格差が小なるもとでは「協働型マーケティング」(新しいマーケティング)が展開される、と主張している。そして、両者は、今後共存の道を歩むという極めて現実的な主張をしている。本書では、「協働型マーケティング」という新しいマーケティングを提案しているもののほとんどは、これまでの「操作型マーケティング」のその本質と分析をもとにした実践理論の構築に向けられている。「協働型マーケティング」はその大きな枠組を提示するに留まっている。

    簡単に説明するとマーケティングには大きく分けて2通りがある。操作型と協働型である。前者は、消費者の情報量が少なければ有効であった。だが、ITの普及、嗜好の変化等により顧客ひとり一人にあった提案が必要になってきている。だから後者も必要である。両者は対立するものではなく補完していくものである(どちらかといえば統合)。そして、後者は近藤先生が教える。だから私(上原先生)は、前者について掘り下げる、という内容でした。

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