地域マーケティング論 -- 地域経営の新地平

著者 : 矢吹雄平

• 有斐閣 (2010年12月25日発売)

作品紹介・あらすじ

住民のニーズに立脚し、多様な主体による問題解決手段としてのマーケティング対応を「地域マーケティング」ととらえ、その論理と体系を解明する。地域経営、地域ブランド、地域活性化といった論点を、統合的にまとめ上げる渾身作。

感想・レビュー・書評

[nyankoteacherさんの感想 · 2016年11月5日]

161105 中央図書館
地域の活性化、まちづくりに関する学術的なコンセプトと論点の整理を、かなり包括的に行っていると感じた。地域の本質はローカルエリアでのネットワークにあり、そのエリアの資源を効果的効率的にステークホルダーとの間で交換し、地域価値を高める。そのためのフレームワークやアイデア、事例が多数紹介されている。岡山という、首都圏から程よく離れつつ過度に過疎でもないというエリアゆえに、うまくまとまっているのだろうか。

[あぶ（＠creaaaaate）さんの感想 · 2012年12月24日]

第Ⅰ部　本書の射程とマーケティング・アプローチの有効性
第Ⅱ部　マーケティング・ネットワークの地域＜基本＞モデル
第Ⅲ部　マーケティング・ネットワークの構造と＜包括＞モデル
第Ⅳ部　マーケティング・ネットワーク構築の手段と成果
第Ⅴ部　＜包括＞モデルの可能性と地域経営の新地平