現代語訳吾妻鏡〈2〉平氏滅亡

  • 28人登録
  • 3.71評価
    • (1)
    • (3)
    • (3)
    • (0)
    • (0)
  • 1レビュー
制作 : 五味 文彦  本郷 和人 
  • 吉川弘文館 (2008年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642027090

現代語訳吾妻鏡〈2〉平氏滅亡の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ローマ人の物語改めヨーロッパ人とムスリム人の物語を半分読んだところで貸してしまったので他の読み応えのあるモノを探していたところ、
    吾妻鏡の新現代語訳を発見。

    期待以上にいいです。
    軍事力(=この時代の警察権や機動力)がなければ統治はできないことを見抜きつつ、ヒトは軍事力だけでは統治されえないことを、頼朝は最初からよーく分かっていて、将門の徹は踏まない。
    そして1巻に引き続きヒューマンリソースの活用、I(T)インフラ(寺社がもつ全国ネットワークとの協力関係)の構築を進め、得意の心理戦を含む情報戦、論戦を重ね、ついに2巻の「日本一の大天狗」で一つの山場を迎える、と。
    将軍と天皇の関係は、神聖ローマ皇帝と教皇との関係とは全く違うように見えて、でも教皇をローマの皇帝の後裔とみなすならば、似ているのかもしれない。

  • 私は、基本、判官贔屓です。
    なので、義経、弁慶、静御前。という辺りは大好きです。
    吾妻鏡は頼朝寄り目線なので、義経は当然さくさくと追い立てられていきます。・・私は確かに判官贔屓なのですが、ここに登場する義経は、何というのか。ああ義経さん。そんなことしたらまずいでしょ。それは組織としては認められないでしょ。という・・イタい組織人になっているので、頼朝も、これは苦労したのかもしれないと思ってしまいます・・。吾妻鏡義経は、組織に所属できないタイプです。しかし、その点、一般的に語られている彼の特徴も、そ同じなような・・。
    個人的には、静御前のエピソードの際の、政子の物言いが良かったです。カッコいい。

全1件中 1 - 1件を表示

現代語訳吾妻鏡〈2〉平氏滅亡の作品紹介

ついに頼朝は引き締めていた手綱を放つ。解き放たれた東国武士団は瞬く間に京都に殺到し、木曽義仲を撃破。源平合戦は、ここに鎌倉軍と平氏との全面衝突の形勢となる。多くの人々の運命を翻弄しながら、内乱は壇ノ浦での平氏滅亡を迎える。一躍、ヒーローとなった義経であったが、兄頼朝との対立から、呆気なく没落し、全国逃亡の身となった。

現代語訳吾妻鏡〈2〉平氏滅亡はこんな本です

ツイートする