現代語訳 吾妻鏡 13: 親王将軍

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制作 : 五味 文彦  西田 友広  本郷 和人 
  • 吉川弘文館 (2013年5月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642027205

現代語訳 吾妻鏡 13: 親王将軍の感想・レビュー・書評

  • 源家を悪辣な陰謀でのっとった北条氏の躍進は続く。

    執権北条時頼に嫡子時宗が誕生し、宝治合戦の余波で了行法師の謀反未遂事件が勃発、京で九条道家が突然逝去するや、幕府は道家の孫である摂家将軍藤原頼嗣を追放し、御嵯峨上皇の皇子宗尊親王を親王将軍として鎌倉に招くのである。

    先日富士山が世界遺産に認定されたそうだが、建長3年6月まで幕府は炎暑の時期には富士山の雪を取り寄せていたというから驚く。

    しかし北条時頼は安倍晴茂などの陰晴師などが5月に旧御所を取り壊すのは憚るべしと声を揃えて猛反対したにもかかわらず、中国の古典を引用してその愚を説き、破却したというから、やはり並の人物ではなかった。

    当時は犬追物と称して騎射の練習のために多くの犬を射殺していたが、そのために多くの犬をどこかで飼っていたのではないだろうか。武士たちの弓矢の技術は世界最高のレベルにあったから、もし当時うちの愛犬ムクなんかが横丁をぶらぶら散歩していたなら、すぐにとっつかまって血祭りにあげられていたに違いない。

    建長4年正月11日に「大慈寺の前の川の中でトビが21羽死んでいた」という記事が出ていたので、念のためにさっそく駆けつけてみたが、761年後のまったく同じその場所では、数匹のハヤが楽しげにスイスイ泳いでいるだけであった。

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