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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642052641
作品紹介・あらすじ
室町中期の禅僧。応仁の乱後、将軍と鹿苑僧録両者の連絡にあたる相国寺蔭凉軒主に就任。師季瓊真蕊の後を継ぎ執筆した公務日記『蔭凉軒日録』は、将軍の動静や外交関係、禅宗官寺の人事・仏事など、禅林と世俗の実態をつぶさに語った希有な史料である。足利義政の信任篤く、死の直前まで辞任を許されなかった、室町禅林のキーパースンの生涯。
感想・レビュー・書評
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応仁の乱後に蔭涼職を務めた禅僧の伝記。公務日記である「蔭凉軒日録」を中心に、僧俗の合間で活躍した生涯を辿る内容。室町禅林社会の実像の一端がうかがわれる興味深い内容だった。
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