加藤清正―朝鮮侵略の実像 (歴史文化ライブラリー) (歴史文化ライブラリー 230)
- 吉川弘文館 (2007年3月21日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642056304
作品紹介・あらすじ
豊臣秀吉子飼いの武将であり、虎退治伝説で有名な加藤清正。はたして彼は忠君・武勇の英雄なのか、無慈悲・兇暴な侵略の尖兵だったのか。秀吉の朝鮮侵略における清正に焦点をあて、新たな人物像と侵略の実態を描く。
感想・レビュー・書評
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秀吉の朝鮮侵攻について、どういうルートで攻めたのか、なぜ清正と三成はあれほど対立したのか、意外と何も知らないし、ドラマでもあまり描かれない。この本を読めば、少とも清正サイドから見た景色がよくわかる。それにしても、この戦いは、皆殺しを命じられたり、突貫工事でせっかく築城した砦を、明との休戦交渉のため、破却したり、また再築したりと、武将にとって、さらにその配下の者にとって、かなり辛い戦いだった。
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朝鮮侵略における加藤清正の役割、その生き方。専門書に近く、気軽には手を出しにくいが、朝鮮侵略についても実像が見えてきた。
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