戊辰戦争 (戦争の日本史 18)

著者 :
  • 吉川弘文館
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642063289

作品紹介・あらすじ

軍事革命を遂げた新政府軍の武力倒幕は戦争をどう変えたのか。鳥羽・伏見の戦いから箱館戦争までを辿り、戦争遂行のために動員されたヒト・モノ・カネの実態に迫る。戊辰戦争を軍事史的な観点から解明した初めての書。

感想・レビュー・書評

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  • 幕末の銃やアームストロング砲の写真付き。

  • 戦闘よりも、補給やら装備とかに重点が置かれている。鳥羽・伏見の戦いを始めとして、旧幕府軍がなし崩し的に負けていって戦いは盛り上がりにかける印象。明治維新は、政治(と軍の装備)の戦いってことかも。
    戊辰戦争(第二次長州征伐?)が始まって以来短期間で、各藩が西洋の最新銃器を揃えて行くのに驚く。それを西洋列強から購入できる富を平和な江戸時代に貯め込んでいた(藩にではなく商人にだろうけど)おかげかな。

  • 図書館にあり
    210.6

  • 刀の終わる時代に興味があって。しかしヒト・モノ・カネなんだなあ。いかに銃器を輸入するかとか……せちがらいぜ。

  • [ 内容 ]
    軍事革命を遂げた新政府軍の武力倒幕は戦争をどう変えたのか。
    鳥羽・伏見の戦いから箱館戦争までを辿り、戦争遂行のために動員されたヒト・モノ・カネの実態に迫る。
    戊辰戦争を軍事史的な観点から解明した初めての書。

    [ 目次 ]
    戊辰戦争をどうとらえるか―プロローグ
    1 開戦前夜の情勢
    2 鳥羽・伏見戦争
    3 東征と関東の争乱
    4 東北・越後戦争
    5 箱館戦争
    戊辰戦争のもたらしたもの―エピローグ

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    [ 参考となる書評 ]

  • 戊辰戦争の概要を軍事史的な観点を中心としてまとめる内容。戊辰戦争について、その概要を知るに十分な一書。さらに軍夫の徴発など戦争がもたらした民衆への影響も視野に入れつつ論じているところに、この本の特徴が表れているように感じる。

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著者プロフィール

1956年、東京都に生まれる。1987年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、東京大学史料纂所教授。 ※2018年2月現在【主な編著書】幕末日本と対外戦争の危機、戦争の日本史18 戊辰戦争、日本軍事史〔共〕

「2018年 『戊辰戦争の新視点 下 軍事・民衆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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