中世武家の作法 (日本歴史叢書 新装版 58)

著者 :
  • 吉川弘文館
3.13
  • (0)
  • (3)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642066570

作品紹介・あらすじ

人はいつから畳の縁を踏めなくなったのか。弓馬や軍陣のしきたりを始め、立居振舞い、手紙の書式などの作法を故実というが、室町期の武家故実を通して中世武士の姿や動作、人生儀礼を生き生きと甦らせる類のない一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 鐙に足を掛けているか、東西南北がどうこうが現代から見るとどうでもいいように、現代のお辞儀の角度やノックの数も後代からは無意味な規定に思われるんだろう。礼儀は当事者双方の共通認識で成り立ってるんだなあ。

  • たぶん、幕末まではなんとか
    戦前まではかろうじて伝わっていたのではないだろうか

    まとまっていると思う

  • 大変参考にさせてもらった。源平から主として室町の武家の作法ですね。陣中での作法(弓の受け渡し方など)から、元服や結婚の時の作法まで諸々書かれています

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

二木謙一

一九四〇年東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は有職故実・日本中世史。國學院大學教授・文学部長、豊島岡女子学園中学高等学校長・理事長を歴任。現在、國學院大學名誉教授。八五年『中世武家儀礼の研究』でサントリー学芸賞を受賞。NHK大河ドラマの風俗・時代考証は「花の乱」から「軍師官兵衛」まで一四作品を担当。主な著書に『徳川家康』『中世武家の作法』『武家儀礼格式の研究』『時代劇と風俗考証』『戦国武将に学ぶ究極のマネジメント』など。

「2021年 『関ケ原合戦 戦国のいちばん長い日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

二木謙一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×