平家物語の歴史と芸能

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642085175

作品紹介・あらすじ

「平家」語りと歴史、中世神話と芸能民、物語芸能のパフォーマンスをテーマに、芸能と権力の関わりをとらえ直した意欲作。『平家物語』を「歴史」の文脈に位置づけ、物語芸能(語り物)の中世的な実態を復元的に再構成する。「平家」語りや太子信仰の究明、口承文学論の提唱など、柳田国男のさきへ行くことを課してきた著者独自の豊潤な研究書。

著者プロフィール

学習院大学文学部教授。研究分野○日本文学・芸能 著書等○『太平記〈よみ〉の可能性』(講談社学術文庫、二〇〇五年)、『琵琶法師』(岩波新書、二〇〇九年)、『平家物語の読み方』(ちくま学芸文庫、二〇一一年)など。

「2014年 『『太平記』をとらえる 第一巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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