木橋

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著者 : 永山則夫
  • 立風書房 (1984年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784651660301

木橋の感想・レビュー・書評

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  • あまりにも自分の幼少期を「かわいそう」な子どもとして美化し過ぎていないか、と思わなくもないが、「たった一人信じられる大人がいたら・・・」と思わずにはいられない。

  • 震災のあとに『永山則夫』に関する映画『裸の19歳』を観てしまった。それまで、さけていたのか、しらなかったのか、あまり興味がなかったのか、距離があったのだ。連続殺人犯の未成年だった永山則夫氏。新藤兼人監督のその映画でいっぺんに、その世界を考えるようになってしまった。図書館で調べたり、古本屋さんで、この本を購入したり、震災のあとの重い空気とダブルパンチだった。死刑されてからも何年も時間が流れている。重い空気とともに気になる本なのである。

  • 歴史的にも有名な死刑囚・永山則夫の小説。獄中で小説を書くことに目覚め、賞まで獲得し、そして獄中結婚して、40代で処刑された男。
    永山の母親が青森県出身で、氏も青森県で過ごした経験もあるということから、ずっと気になっていました。

    この作品は小説でありながら自叙伝であり、ところどころ自叙的な詩集になっている。自分が罪人となった原因(だと恐らく本人が思っていた)の生い立ちを物語風に綴っている。
    表題作の『木橋』は、私が住んでいる近くが舞台になっているため、読みながら風景を想像出来て不思議な感じでした。そういう意味で親しみが湧いた。

    小説ではなく自叙伝として書かれた作品もあるようなので、それも読んでみたいと思いました。

  • 19歳の時に四件の連続射殺事件を起こし、後に死刑となった
    永山則夫氏が獄中で書いた自伝本の一冊。

    貧困の中で育った主人公の少年時代の非行と暴力の日常が綴られている。
    不義理を重ね、周りに依存して迷惑をかけまくる。身勝手で言い訳に満ちた人間だと
    腹だたしくなる反面、人は皆、
    同じ側面を持っているかもと考えさせられる。

  • 子どもという年頃にいたあたり、母親にこれは良書だと強く薦められてほんのすこし読み齧ってみたけど、出所のわからない生々しい恐怖が湧いてきて、19になるまで読めずにいた本。おそらく私の本棚に並ぶなかで最も重い一冊。

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