図説・月面ガイド: 観察と撮影

  • 立風書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784651745060

作品紹介・あらすじ

月は小望遠鏡でも表面の地形を観察できる唯一の天体であり、侵食がきわめて遅いために、40億年間という気の遠くなるような歴史を小望遠鏡でたどることができる。多くの天文ファンにもう少し地形と地質の知識があれば、もっと楽しく月をながめることができるはずである。本書は、いままで漫然と月を見ることに不満をもっていた天文ファンのために月面ガイドブックである。

感想・レビュー・書評

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  •  解説を執筆している白尾元理さんは地質学の出身で、見所案内とともに月面の地形がどのように形成されたかを紐解き、読んでいるだけで楽しめます。
     星見を趣味にすると、時として月を暗い星の光をかき消す邪魔者として扱ってしまいがちですが、本書を読むと改めて月をじっくり眺めてみようという気持ちが盛り上がります。
     著者のお二方は月面写真の熟練者で、掲載されている写真も見事。巻末の撮影編は銀塩時代のテクニックですが、基本的な事柄はデジカメにも通じるものがあるので、今でも参考になる部分はあります。

  • 月が好きなのです。月球儀もあります。

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著者プロフィール

白尾 元理:東京大学理学系大学院修士課程終了。専門は火山地質学・惑星地質学。現在は写真家・サイエンスライター。著書に『火山全史』・『火山全景』『世界のおもしろ地形』『ゆかいなイラストですっきりわかる月のきほん』ほか多数。

「2018年 『月の地形観察ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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