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この作品からのみんなの引用
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そう、まさによくないこと、人を悲しませるようなことが、どんないいことよりもずっとくわしく伝えられる。そう、よいことを伝えるより、悪いことを伝えるほうがずっと大切で、うれしいことででもあるかのように、こと細かに。
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おまえが兄弟に会ったとき、だれもがもう束になった紙の中へ頭をつっこんでいたら、もう何も新しいこと、特別なことを話そうにも話すことがない。そこでおまえたちはみんな黙ってしまうか、せいぜい紙がしゃべったことをもう一度くり返すだけだ。
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小冊子『パパラギ』が私にとって愛すべきものとなったのは、『帰れる』という夢でした。実現不可能な夢。なぜなら、現在の技術と生活水準のことを考えると私たちはもう、自分では止めることのできない手順を始動させてしまった、例の『魔法使いの弟子』のようなものですから
みんなの感想・レビュー・書評
この本は学校の課題図書で読みました。
ツイアビはパパラギ すなわちヨーロッパの人々のヨーロッパ中心主義という考え方を批判し、警告を促していると私は思いました。
おもしろかったです。
でも、早く読み終えてしまいたかった。
的確で、悲しい。
じゃあどうすればいいんだろう、と
何度も考えかけて、やめて、考える。
あたしがこの人に会ったら
やっぱり、あたしは病気だと、
思われるんだろうか。
1930年代にドイツにわたり、フロイトを全否定している。
「欲望と精神が戦っていると言うのはバカげている」だそうだ。
西洋を訪れ、文明を初めて見たサモアの首長によるその批判演説集。
モノ・思考・幸せ・生きることなどについて、考えさせられる一冊。
文明批判にも取られる本だけど、ツイアビの目から見た文明と、それを説明する言葉に皮肉とユーモアがたっぷりで、楽しくも考えさせられる一冊。現代社会に疲れたら読んでみて。
その昔「ブッシュマン」という、大昔から変わらない生活を続けるアフリカの原住民の一人、ニカウさんの日常を笑いを交えて綴った映画があった(あれは今思えば差別的なニオイも感じるが)が、南国の一つの村を束ねる酋長・ツイアビもニカウさんと同じように文明社会とは一線を画した生活を続けていた。
初めて目にした西洋の近代社会を目の当たりにして、彼は疑問に思った事を素直に、時に痛烈に述べている。
それはある意味私達が忘れてはいけない事を教えてくれている様にも思え、非常に身の引き締まる思いで読み進めた記憶がある。
現代人は読んでおいた方が良いと今だからこそ強く思う。
夏休みや冬休み、リゾート地でオトナがぼんやりと読むのに、いい本です。
書いてある内容を「いいなあ」と腑に落ちるようになるには、年季が要ると思う。
都市も田舎もひととおり暮らし海外生活の不自由さすらもこなし、それでも「なんだか違和感がつきまとう」体験を積まないと、酋長さんのメッセージはあんまり面白くないんじゃないかなぁ。
なので翻訳のかたのあとがき「若い人に読んでほしい」は無理あるかと。若い人って自意識過剰でバカだし。
ちなみにパパラギとは「白人」の意味のサモア語だそうですよ。
タイトルにある通り、南海の酋長ツイアビが、初めてパパラギ(=白人)たちの「文明社会」に触れたときの驚きを、島の人々に語って聞かせる、という内容です。深い洞察と知恵、痛烈な警告と啓示に満ちた文明批評として、時代を超えて受け継ぐべき痛烈なメッセージとなっています。ヨーロッパでの初版(1920年)、日本での初版(1981年)以降、文明は一層進んだ一方、人間は幸福になったのでしょうか?ツイアビが言うように、“文明は彼らに光を与えるのではなく、暗闇にひきずりこもうとするもの”なのかもしれません。
サモアでは、日本人をパパラギ(白人)ではなく、シャパニと呼び、親しみを持っていたそうです。でも、シャパニもパパラギ以上にパパラギ的な文明という名の“暗闇”に暮らしている気がします。
これを書いている現在は2010年代の初めも初め、その入り鼻の1月6日です。 “…十年代”という言い方がありますが、この10年ごとの刻みは、後から思い返すとそれなりのイメージがあるものですね。 いわゆる“精神世界”の本でも、それなりにはっきりした情報の質の違いが感じられたものです。 それと……大きな印象を残す本には……その本の“成立(思索、洞察、情報源など)”にも“伝わり方(文書化... 続きを読む »
高校生の頃に読んで以来、何回か読み返している本。
資本主義、というパラダイムに疑問を投げかける内容。
資本主義をその外側から先入観なしに見て「何か変だな西洋人は」というようなことを南海の島の酋長ツイアビが述べているのだが、私たちが当たり前だと考えていることに対して別の角度からの視点を与えてくれる。はっ、とさせられるような内容も多い。
それでも、ツイアビの言っていることは大して働かなくても食料に困らない南の島の人だからこその感想・意見だ。とも思う。
おもしろーい!
自分たちの生活に、無意識のうちにある枠を感じました。
人ではなく肩書を評価していたり。所有欲を感じてしまったり。
何も手放さずに、わかち合わずにいるとするならばそれは新しいものを得ようとしないと同じことである。
今を、もっと豊かにしていくことって大事ね。物質ではなくて。
■書名 書名:パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイア ビの演説集 著者:岡崎 照男 ,ツイアビ ■概要 パパラギ(ここではヨーロッパ人)を、外部の全く関係な い文化の人(南海の酋長ツイアビ)が見て思ったことを記 載した本。 ■感想 この本は好みがものすごく分かれると思います。 というのも、各自の捉え方(価値観)次第でこの本の評価 は極端に変... 続きを読む »
■書名 書名:パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイア ビの演説集 著者:岡崎 照男 ,ツイアビ ■概要 パパラギ(ここではヨーロッパ人)を、外部の全く関係な い文化の人(南海の酋長ツイアビ)が見て思ったことを記 載した本。 ■感想 この本は好みがものすごく分かれると思います。 というのも、各自の捉え方(価値観)次第でこの本の評価 は極端に変... 続きを読む »

学生の頃に読んで、7月末の「大人のブッククラブ」で再読した本。
「パパラギ」に出てくる酋長ツイアビが実は実在しておらず、この本は「編者」を名乗るエーリッヒ・ショイルマンの「創作」であるという説は...





