ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)

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著者 : 岡田淳
  • 理論社 (1994年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652006115

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ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)の感想・レビュー・書評

  • 人とつながることって楽しい。内向的で、1人でゆっくりお茶を飲んだり本をよんだり空想するのが好きなスキッパーが、届いた手紙がぬれてしまったハプニングから、少しずつまわりに住んでいるこそあどの森の住人たちとつながりを持っていきます。そのうちスキッパーの生活にある変化が。人とつながることのあたたかさが沁みるおはなし。こそあどの森に住む住人たちの住まいの間取り図もとっても楽しい。みんな生活を楽しんでいる様子が伝わってきて、もっとこのシリーズが読みたくなります。小学3年生ぐらいから、大人まで。

  • なんてよくできていて、幸せに満ちたお話なんでしょう!自分の子供時代に出会っていたら、どんなにこの本が思い出になり、拠り所となったことか!

    1人が好きで、バーバさん以外の人に心を許したことのないスキッパー。
    でも、木の実のせいで森の人たちと少しずつ関わっていくうちに、読む本が変わっていくんです。きのこの標本ばかり読んでいたのに、人間の出てくる物語を読むようになる。みんなにお茶をいれてあげたくなる…

    素敵な人に囲まれて暮らすということの幸せを、つくづく教えてもらえる物語です。

  • この森でもなければ
    その森でもない
    あの森でもなければ
    どの森でもない
    こそあどの森

    シリーズ1
    家で誰にも会わず一人の楽しみに浸ってくらすスキッパーへ旅行中のバーバから木の実が届く。
    料理の仕方を誰かに聞かなくてはいけないけれど、誰かと話すなんて、と戸惑うスキッパー。

    みんなの暮らすお家が素敵。
    絵が可愛くて眺めてニヤニヤしている。
    トマトさんとポットさんのラブラブぶりにもニヤニヤ。
    どうなっちゃうのかドキドキしながら読んで、最後はほっこり。
    お茶にお呼ばれしたくなった。
    ポアポアはどんな味なんだろう。

    チビちゃんたちに読んで欲しくて借りたけれど、すっかり私が夢中に。よしよし次も読もう!

    ポアポアのジャム、僕も食べてみたい。
    あとお茶もー!S10

  • 児童書なんだけど大好きなシリーズ「こそあどの森の物語」の第一作。

    どう料理しても硬い殻を保ったままの「ポアポアの実」
    人嫌い、引きこもりの主人公・スキッパーが料理法を探して人と触れ合って成長していく物語。

    硬い殻のポアポアは心を閉じたスキッパー自身。
    そのポアポアの実の調理法がわかるとき、スキッパーも心を開いて大きな変化を果たす。

    家の図など細かいところまでしっかり書いてあって創造が膨らみます。
    昔から何度も何度も読み返している本。

  • 児童文学ははつらつとした元気な主人公が多いけれど
    この本は違って、
    人とかかわるのがうまくない引っ込み思案な男の子が主人公だった。

    挿絵が時々入っていて、
    瓶ややかんで作られた家の図などがかわいらしかった。

    ちょっとの勇気を出し続けたことで
    生活がいい方向に変わったスキッパー。
    読んでいて心がじんわりとあたたかくなる。
    このシリーズをもっと読みたい。

  • 今で言う、引きこもりのニート、スキッパーが主人公。一緒に暮らしていた学者のバーバさんは南の島に行ってしまった。バーバさんから南の島の木の実、ポアポアが送られてきました。添えられていた手紙は雪解け水でにじんでいて肝心なところが読めません。ポアポアの料理方法は、どうやらこそあどの森の誰かに聞けばわかるようです。

    はじめは億劫そうで、森の住民との間に距離を感じ、ほんと引きこもりのニートで人間不信!って感じたけれど、徐々に変わっていくスキッパーの姿をみて、ああなんかいいなあと思いました。微妙な心の変化をこんなにも丁寧に描けるのはすごいとしか言いようがないですね。
    人との触れ合い、関わり合いがあるからこそ、一人の時間も心地よいものになる。それは孤独に引きこもっていた頃には味わえなかった気持ちなんですね。

  • ポアポアというのは、いいもの、という意味だそうです。

  • ふしぎな木の実の料理法 岡田淳 理論社
    こそあどの森の物語

    よくよく考え抜かれた上で
描き始めたのだろうシリーズ物
童話のプロローグ
第一話である

    自閉症気味の主人公であるスキッパー
    彼は《こそあど》と呼ばれる森に住む
一人静かに博物的な本を読んで過ごしているところへ
見たことのない種が小包でとどくことから
日々お隣さん達と触れ合う冒険に引き込まれていく

    何でもない普通の暮らしのなかに
    倫理的な意識に関する匂いが染み出してくる
    この何気なさがこの本の素晴らしいところだと思う

    登場人物たちが住んでいる家も素敵なデザインで
挿絵も同じ作者によるシンプルで味のある
可愛いものである

  • “だれもがまぜてるとき、目をとじて、しあわせそうな顔をしていました。”


    最新刊が出たので1巻から再読。
    芽が出た時、スキッパーの家の中で外からみんなの声が聞こえた時、一緒になってドキドキした。

  • 子どもの頃、だいすきだった本。
    また読めて嬉しい。

    家の図でてきたとき、
    わくわくした。

  • 歌志内市立図書館金子理恵H29.2.19 掲載

  • 王道の児童書!って感じで温かい気持ちで読みきりました
    だれとも関わらずにひとりでいるのが好きだったスキッパーが必要に迫られて最初はいやいやだったけど周りの人と接することで少しずつ気持ちが変化していくのが微笑ましかったです

  • 予想していないことがたくさんあり、面白かった。例えば、手紙が見えず、町の誰かがポアポアの実の料理の作り方を知っていると思ったら、それがジャムの作り方だったり、スキッパーが人見知りだったのに、いろんな人

  • こそあどの森の一巻。

    ある日スキッパーの住むウニマルの家に一緒に暮らしてはいるものの研究のために家を留守がちなバーバさんからポアポアの木の実と手紙が送られて来る。
    しかし郵便配達のドーモさんが手紙を濡らしてしまい大切なところが読めなくなる。手紙によると住民の誰かが木の実の料理法を知っているらしくスキッパーはこそあどの森の住民に訊きに行かなければならなくなる。
    それまで家や自分の中に閉じこもってばかりいたスキッパーにとってそれは大変な事だった。
    住民は色々試してみたが料理法は結局わからずじまい。

    こそあどの森の住民はみんないい人。訪ねて行くととても歓迎してくれる。きっとずっとスキッパーの事が気になっていたのだろうと思う。
    それがきっかけでスキッパーも住民の事が気になり始める。きっかけさえあれば人は打ち解ける事が出来るのだろうか?子供だから?たとえ大人でも純粋に考えられれば出来るのかもしれない。

    やがて春になりポアポアから芽が出てそれは木の実ではなく種だったとわかる。スキッパーと住民は大切に育て取れた実でジャムを作った。料理法というはジャムの作り方だったのだ。

    こそあどの森の住民と仲良くなれたスキッパーはこれからもっとたくさんの経験をするのだろう。きっと世界が広がったはずだから。
    住民が住んでいる家も可愛らしい。二巻以降も楽しみ。

  • 素敵なのは、自分の殻に引きこもりがちな主人公スキッパーが外の世界に心を開いていく様子。待ってました!と言わんばかりにスキッパーを受け入れる住人たち。そしてそれぞれの住む可愛くておかしな家を隅々まで説明する挿絵。
    あたたかな気持ちを知ったスキッパーのこれからがたのしみ◎

  • スキッパーとその友達のお家の中の絵が面白いです。

  • この森でもなければ
    その森でもない
    あの森でもなければ
    どの森でもない

    こそあどの森シリーズは大好きです。一番好きなのは3巻だけど、はじめてこの、あたたかくて個性豊かな面々と出会えた1巻もやっぱり好き。
    こそあどの森、親代わりの博物学者のバーバさんが冒険に出かけ、一人で暮らしていたスキッパーの元に、バーバさんからふしぎな木の実と手紙が届く。手紙には、ふしぎな木の実の料理法が書いてあったが、濡れて読めなくなってしまっていた。
    ひとりきりで静かに暮らしていたスキッパーの生活は、この日から変わり始める…。
    みんなが住んでいるユニークな家の造形は、ついいつもじっくり見てしまう。

  • 2015年1月12日
    こそあどの森の1冊目
    登場人物や家の様子がよくわかる。文章力プラス図工の先生だからストレートにイメージを受け取れる。
    スキッパーの自閉的性格がゆるやかに溶け出す森の住人の温かさがすてきです。
    不思議の木の実をみんなでわくわくかこむところがよい。一緒にお茶したくなります。

  • この森でもなければ その森でもない
    あの森でもなければ どの森でもない
    「こそあどの森」に住むスキッパーの元に、ある日荷物が届く。中には3ヶ月前から旅に出ている同居人、バーバさんからの手紙と、20個ほどの種。
    雪に濡れて手紙が読めなくなったので、スキッパーはふしぎな木の実の料理法を、森のみんなに聞いてまわることにしました。

    ***

    一人でいることが好きで、最初は外に出ることを嫌がっていたスキッパーが、森の住民たちと話すにつれてだんだん明るくなっていく様子が、読んでいて良いなと思いました。
    ことあるごとに「キスして!」と旦那にお願いするポットさんがすごいかわいかった。
    あと、森のみんなが住んでいる家がとっても素敵でした。アップルとレモンの家が、個人的に一番住みたいです。

  • 舞台は「こそあどの森」
    不思議な木の実の料理方法を尋ねて、森の住人の家を回るのは、人付き合いの苦手な少年。
    人と関わることで成長する少年の姿、周りの暖かい人たち。
    とても面白かったです。

  • 本。標本。石。貝。化石。うにまるに住んでみたい。好み。

    好みが似てる4年生の息子と。

  • スキッパーは引きこもりの男の子。南の島へ旅に出ているバーバから届いたポアポアの実により、生活は一変。その調理法を巡り、人々に尋ね回ることに――。
    お話と挿絵がマッチしている良作。スキッパーが段々変わっていく様子が微笑ましい。また、それぞれのお家の構造が面白い、特にウニマルで暮らしてみたい。みんながウニマルに集まって報告に来る場面がとっても好きです!読んでいる人が多いのも納得です。2巻も読まなくっちゃ♪

  • いろんなお家が出てきてウキウキした!
    特に惹かれたのはスキッパーのウニマルと、
    双子のレモンとアップルの階段状のお家。
    ウニマルの書斎にうっとり。
    階段踊り場を部屋にしているというのにはなるほど!良いアイディアだなぁと。

    不思議な木の実の料理法をめぐって内気なスキッパーが森に住む人たちと触れ合っていくお話。シンプルだけど可愛くて好きでした。
    終わり方もうまい。
    バーバさんの言葉、「実現したい夢がほんとうになろうとするとき、ひとは不便なんて考えないんだよ」が、読み終わった後も胸に刺さったままだった。子どものときに読んでたら、スルーしてたんじゃないかなぁ。

  • 小学生のころに読んだものを、ふと思い出して10年以上ぶりに再読。

    ひとに触れるあったかさ、みたいなものはやっぱり大事なんだろう。ひとりでも生きていける。でも、みんなのほうが楽しい。

  • 最初は気が進まなかったけれど読むにつれて面白くなっていった!
    最初は他人と関わりたくないと思っていたスキッパーがどんどん変わっていくのがいい。
    また料理法が分からず、みながそれぞれの方法を一生懸命試してみるのもいいな。
    最後はなるほど!と思った。
    登場人物の名前やキャラクターもユニーク。
    小学校3年生くらいからかな。

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