おしゃべりなたまごやき (寺村輝夫の王さまシリーズ 2)

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  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652006627

感想・レビュー・書評

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  • 絵本を借りたかったけど、なかったのでこちらを借りることに。

    やっぱり、
    「おしゃべりなたまごやき」が一番面白かったです♪ 絵本の方をもっと読みたくなっちゃいました。

    わがまま王様だけど、エピソードがどれも可愛かったな。
    ・なんでもほしがりや
    ・一つぶころりチョコレート
    はクスクスっと笑えました。


  • 和歌山静子さんんが亡くなった。
    おしゃべりなたまごやきの絵がなつかしくなって
    図書館で予約したら・・・あれれ児童書だった。
    想像していたものと違った。

    文字でつづられたおしゃべりなたまごやきも
    これまたいいもんでした。
    いばりんぼうでわがままな王様のおはなしがたくさん。
    うそついたり、かくしたり、
    とんでもない命令をしたり、おもいついたらすぐ行動。
    しかも考えもしないで・・・。
    まわりは王様の一言で右往左往
    すぐに「ろうやにいれるぞ」というので
    おうさまのいうことを聞くしかない。

    でも、なんだか憎めない。
    結局うまくいかなくて、反省したりね。
    あやまりはしないんだけどさ。(笑)

  • 喋る卵があれば
    生まれ変わって卵になってで卵
    の選挙

  • ぼくも、しゃべるたまごがほしいな。
    そのたまごをあつめて、たまごかいぎをひらく。
    ぼくが はんちょうになりたいです。
    かいぎでは、どのたまごが ゆでたまごになって、
    どのたまごが めだまやきになるかをきめたいです。

  • あー、懐かしい王さま!そうそう、自分勝手で、ちょっと都合が悪いことがあると、すぐに「ろうやにいれるぞ」という王さま。
    たまごが大好きな、王さま。お勉強嫌いで、しんどいことも嫌い。
    でもね、どうしても自分が間違えているときは、ちょっとしゅんとなって、聞き分けがよかったりね。本当に自分勝手な王さまなんだから。
    そんなでも、なぜかみんなに好かれる王さま。

    そんな王さまと一緒に旅した時間。今度は息子が味わう時期が来たようです。5歳の息子に読み聞かせをしたら、この王さまにとても惹かれたようで、毎回読み聞かせに持ってくるようになりました。
    これからは、うちの息子よろしくお願いします。


    ちなみに、1歳半の娘はそんなお兄ちゃんを見ているからか、なぜか王さまの本をしょっちゅう持ってきてくれる。娘の冒険の日も楽しみです。

  • わがままで意地悪な王様だからさ。
    「ぼくが台所にいたことは言っちゃダメだけど、ぼくは言うよ」ってどろぼうを捕まえるかと思った。
    10人が食べきれなくて、一人で残りを食べたってことは家来は11人しかいないの?
    この本は子供の本だね。前に読んだ「二分間の冒険」とか「ホッツェンプロッツ」とかは大人も読む本だと思うけど。
    王様は気に入らないとすぐに怒って、ウソもつくし、Mにそっくり。
    子供なんだよ。
    王様がMなら僕とばあちゃんが大臣で母ちゃんがコック。
    父ちゃんはお医者さん。Mがすごくわがままな時は注射打つんだよ。
    でも、王様、あんがいすげー。
    ライオンと仲良くなってるし。(S8)

  • 王さまの卵は何であんな旨そうなんだ。

  • 2024.02.16 社内読書部で紹介を受ける。

  • 娘と一緒に笑いながら読んだ.
    中々無茶苦茶で,でもきちんと反省して優しい王様は,我が家の王様どものようで微笑ましかった.
    童話も楽しいネ!

  • 『あ…うん』王さまの台詞が面白い?

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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