- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652011560
作品紹介・あらすじ
山のみんながせがんだので、やまんばあさんは面白い昔話を語って聞かせたんだ。栗太郎といっしょに鬼退治に。むかし話のなかでもやっぱりパワフル。大人気296歳のスーパーおばあさん。
感想・レビュー・書評
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やまんばあさんのシリーズは、期待に違わず、やっぱりおもしろい。すごい力持ちで運動能力抜群のやまんばあさん。でも、中身は天然で常に前向き、人がいいので、人気がある。今回はやまんばあさんが語る「むかしばなし」。やまんばあさんのこれまでの長い人生(?)での経験を語るものだけど、どこかで聞いたことのある昔話が違った形で織り交ぜられていて、何度も笑ってしまった。
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強くて底無しの明るさだけではなくて、仲間のお腹も心も満たして行く。蟻やナメクジにひかりをあて、鬼や雪女も排除しない。『こういう幸せな気分のときは、狐も兎を食べちゃおうなんて思わないし、いたちもウズラにとびかかったりはしない』分断とゴルバチョフの英断とその後の西の失策を想う。
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「山のみんながせがんだので、やまんばあさんは面白い昔話を語って聞かせたんだ。栗太郎といっしょに鬼退治に。むかし話のなかでもやっぱりパワフル。大人気296歳のスーパーおばあさん。」
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今回はやまんばあさんが昔話をしてくれます。
アリとナメクジとやまんばあさんを従えて鬼退治に行く栗太郎のお話とか、わらしべ長者と浦島太郎とさるかに合戦と…いろいろミックスされたお話とか。
とにかく笑えた。
やまんばあさん読むと元気になれるなー。 -
自分もわくわくしてしまうほど楽しい本でした。くり太郎とおにたいじにいく話では、オニの大しょうとすもうをとっていました。わたしはおにの方が勝つと思っていたけど、やまんばあさんが勝ったので、よっぽど強いやまんばあさんだなと思いました。物をとりかえっこする話では、かみなりのいる国まで行ってしまいます。わたしはもおにの国に一度は行ってみたいなと思いました。
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≪県立図書館≫
やまんばあさんの昔話、とっても愉快だった。
最後の狐のじいさんのお話は、子供たちは緊張して聞き入っていた。
楽しい本だった。 -
面白かったです。わらしべ長者のような2話目が好き。
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大好きな富安陽子さんの児童書なので、すぐ読めて元気がでます。
296歳のやまんばさんが、栗太郎と鬼たいじに行く様子楽しいですよ。
大島妙子さんのさし絵も、雰囲気にぴったりで、大好きです。