星新一ショートショートセレクション〈5〉番号をどうぞ

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 420
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652020852

作品紹介・あらすじ

生活すべてをカードですませる時代。湖に落ちたエス氏はカードを紛失,ぬれねずみになって服を買いに行くが……。表題作ほか15編。

感想・レビュー・書評

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  • はじまりとかくれ家と、流行の病気、依頼主が好きだなと思いました。
    時代の流れに乗ること、
    流行の病気の裏に隠された意図、
    泥棒の依頼の訳、
    面白かったです。

  • 隠れがという話で、隠れがだと思っていたところが、刑務所だったのが面白い(≧~≦))ププッ

  • 自分のマイナンバー、覚えていますか?
    そんな時代のお話ね。
    こうやってネットにいろいろ書きこむにも、やれIDだパスワードだだの、ひとつそれを失ってしまえばどうにもならなくなることもある。
    便利なんだか、不便なんだか、です。

    最近の子供たちは、星新一もあんまり読んでない気配。
    まだまだ新鮮に楽しめると思うんだけどな、星新一。

  • 文庫『ひとにぎりの未来』収録の作品は既読。
    ハードカバー・文庫・新書関係なく読んでいたら、ダブってしまうのは当然か。
    再読でも面白いからいいけど。

  • 若干古い名称や小物だったりする時があるけど、
    今でも十分通じる内容が多い。

    短い話の中で色々考えさせられたり、
    想像させられたりします。

    何でも機械に任せっぱなしにするのは怖いな。

  • 「流行の病気」
    これ、きっと似たようなことが
    もう・・世界で・・
    日本でおこっていると思う・・((+_+))

    星新一は、知っていたのかも。

  • 小学生のときに愛読していたシリーズ。ふと読みたくなったので、借りてみました。
    昔読んだときよりも面白みがよく分かる気がする。表題作は、2012年の今、かなりリアリティのある話になってきているのではないでしょうか。

  • 星新一らしいショートストーリー集。暇な時にパラパラ読める感じ。
    内容も分かりやすい。
    表題の「番号をどうぞ」はカード社会を批評したもの。
    個人的には、敬服すべき一生が1番面白かった。

  • 家にあったから読んだら星新一にハマりました。

    星新一にハマるキッカケとなった一冊。

  • 何度読んでも飽きない。星新一さんのショートショート集。
    表題作の番号をどうぞのほか、
    無表情な女
    ささやき
    午後の出来事
    夜の召使い
    すばらしい銃
    そそっかしい相手
    敬服すべき一生
    にこやかな男
    異変
    はじまり
    極秘の室
    かくれ家
    流行の病気
    依頼主
    番号をどうぞ
    帰郷の手続き
    を収録。

    表題作の番号をどうぞはカードを風刺した作品。
    面白いと思います。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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