幻の恐竜 (赤川次郎ショートショートシリーズ 3)

著者 : 赤川次郎

• 理論社 (2010年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[502space -monology-さんの感想 · 2015年5月16日]

遅ればせながら、初めての赤川次郎。
ショートショートのコレクションなので、一編がとってもお手軽に読める。そして、短いながらも秀逸なオチ。
「なくした雨傘」「茶碗一杯の復讐」「昼下がりの魔法使い」「奥の手」が好み。最後の特別短編はちょっと長めで読み応えあり。「命の恩人」…見事だった。

[kaizenさんの感想 · 2011年8月7日]

赤川次郎の短編を採録したもの。

とても楽しくよめました。
覚えているものもあれば、忘れていたものもあります。

なくした雨傘
馬鹿げた生き方
幻の恐竜
意志の強い男
再会
むだ遣いの報酬
白鳥の歌
茶碗一杯の復讐
昼下がりの魔法使い
ありふれた星
夏休み
奥の手
仕事始め
命の恩人

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」