これからはあるくのだ

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著者 : 角田光代
  • 理論社 (2000年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652071878

これからはあるくのだの感想・レビュー・書評

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  • 2010.12.11. とても好きな感じ。若い角田さんを感じるし、読んでてとてものびのびする。特に、名前にはひとつひとつ世界があるという話が好き。友だちとスペインに行った時、地元の人に名前の意味を聞かれて、光代は光の世界、洋子は海、と端的に答えたその友だちにとても素晴らしいセンスを感じます。

  • 「記憶の食卓」というお話では、年をとってくると人は記憶を間違ってインプットしがちである、ということが書かれていました。わしも思い当たることがものすごくあります!!
    ものっすごく趣味の悪いハンカチが必ずわしの箪笥にはいってるんです。おかんが勝手にたたんで入れてくれてるんですが、絶対にわしはこんなセンスの悪いハンカチは買いません。なのにおかん曰く「あんたが近鉄百貨店のワゴンセールで買ってきたんやろ!」と譲らない。ていうかこの10年その店でハンカチを購入したことは一度もないっつうか、そもそもそんな柄買うかっつーの!一応年頃の娘なので、持っているハンカチはバーバリーだとかそういうブランド系を持つよう心がけているのに!そんな総花柄みたいな大味なハンカチ誰が買うかいっ!でもそんな乙女の意見はおかんの強力な脳みそに届かないのです。そしてまたそのハンカチはわしの箪笥に入っているというメビウスの罠。

  • ぐんぐん、という形容詞がぴったりな気がする。名前の話が印象的。

  • 角田さんのエッセイが好きだ。
    ゆるく読めて、わかるわーと思うのもあるし、分からんわーっていうのもある。

    でも、感覚的に好きだ。

  • 恐らく一般的な人よりマイペースな時間が流れている著者の内面が垣間見れた。著者の超人的な文章力の秘訣は自分のペースを徹して守ることにあるのかもしれない。

  • 名前の話の描写がすてき。
    この方を通してみた世界が詳しく想像できる文章とそれを想像しながら読むのが楽しい。
    今から15年前ということでお若いときのことで古い話ではあるはずなのにすんなり古くさくなく読み終えた。
    表紙も含む写真がトイカメラ風。この着こなしは今でもナチュラル系でいけると思う。

    印象的だった部分と単語おぼえがき

    バスからの風景を眺める描写
    盗み聞く(おじと姪)
    歯医者通い
    バッグの中の(バッグの中身拝見記事が好きだから)
    飛行場

  • 冒頭に忌野清志郎の「スローバラード」が好きと書いてあったので読み始めた。何かそれだけで角田光代はいいオンナに違いないと確信してしまった。初めてちゃんと聞いた「君が代」が清志郎バージョンというのには少し驚いたけど。なんとも可愛らしい人だ。一緒にお酒を飲みながら話をしてみたい。

  • あちこちで書いていたエッセイを集めたもの。
    角田光代さんの独特の語り口が好みだわ〜。

    ひとりで度に出るという話をきいたことがあったけど、ほんとに好きなようだ。
    きっちり自分で自分の面倒をみられる人なんだろうなぁ。
    あぁ、どこか旅に出たいもんだ。

  • 20歳だった僕(ハタチの誕生日に骨折)は、
    「5年後はバリバリ仕事してる大人になっているんだなー

    と思っていたかもしれない。

    がしかし、今現在25歳になってみたが、
    おそらく、その想像していた姿とは違う。

    いや、違うというか20歳だった頃と少ししか変わっていない。


    成長というのは、いきなり変わるものではない。
    ※人によっては、突然進化することもあるかもしれないが

    平凡な毎日を大切に歩き、気がつくとちょっとだけ違う
    でも、だいたいおんなじでもある。

    本作の中でいう「某月某日……」の繰り返しでいいと思う。


    居酒屋でたくさんトイレに行くのは新陳代謝のイイコトなんだ。

    大人になれば、15秒のCMで涙することができるようになるんだ。


    別に、走ったり飛んだりしなくても、あるいてゆけばいいんだ。

    時々、座ったり寝っころがったりして、休憩もしたいなー

  • 2001年5月5日読了。

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