メメント・モーリ

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著者 : おのりえん
制作 : 平出 衛 
  • 理論社 (2001年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652071960

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メメント・モーリの感想・レビュー・書評

  • ドキドキしながら読み進めた。登場人物の気持ちがそれぞれいちいち心に染みて、誰もが幸せを感じられるように、と祈りながら読んだ。
    細かい描写がとても想像させやすく、心が豊かになるのを感じた。
    とても好きな本になった。

  • 自分に自信がもてないときに前向きな気持ちになれる物語。

  • 中学の頃に読んで、それからなんとなく心に残り、同じ今日を繰り返す世界のこと、毎日死ぬことになっている友だちのことをふとした時に思い出していた。先日図書館で見つけ、2回目の再読。まずは作者がおのりえんさんということに驚いた。しかし覚えていたストーリーに違いはなく、読んでいてとてもすっきりした。「月光時計を失って、日時計だけに頼り、夜を眠りに明け渡して、昼の明るさの中でだけ生きようとしてる。手触りや、匂いを失って、見える形にこだわっている」なぜかこのセリフを昨日読んだ本のように覚えていた。

  • どんくさくて目立たない子だったほほ、猫の代わりに自分が鬼の国へ行ってしまう。ピーターパン的な要素もあり成長の持つ意味、本当の優しさ、勇気とは何かを教えてくれる。

  • 中学生のときに読んだ。
    母親の庭のシーンが好きだった。葉の一枚一枚を慈しむ愛情が老婆のよう。

  • 中学生だった10年前読んだ本。タイトルと表紙、「死を想え」という言葉だけ強く印象に残っていたが、こんな話だったのか~と。時が流れるのは早く、毎日確実に死に向かっているんだと頭ではわかっていても、時間を無駄にしてしまうこともよくある今日この頃。

  • 私が大好きな本です。

  • 小学生の頃の読んだ本の中で不思議と一番記憶に引っかかっていた本。
    ただの異世界紀行でなくゆっくりじわじわとしたほほの成長記。
    異世界の中では独特の曖昧さが感じられるけれどもどこか透明感のある雰囲気も味わえるそんな本。

  • 表紙で分かるように空飛ぶ系です!!
    ほんま飛べる気がしちゃう(^'^)

    一瞬で読めた!魔法でてきて、絵も付いてて 
    魔法の話 大好きやぁ(^^♪

    悪者含め、みんなやさしい

  • 子供向けの本だが、なかなか味わい深い。今の自分が不満足な存在でも同じところにはとどまってはいない、人は変わるもの。今幸せだからといって変わらないことを望むのは誤り。死や破滅と隣り合わせだからといって変わることを恐れてはならないというようなメッセージ。

  • 中学生の頃、図書館で借りた本。
    もう一度読みたい。

  • わかったからといって突然何かが変わるわけではない
    というのは、「十牛禅図」にあった、悟ったからといって
    何かが変わるわけではないのに通じる。

    がらりと世界が変わるわけではない。
    それでも何か少し変わるものがある。

  • 小学生のころ、図書館で借りて繰り返し読んでた。4回くらいは借りた気がする。

    誰もが押し入れに猫の死骸を持っている、みたいなフレーズが記憶に残ってる。

    なんだか読んで切ない思いをしてたような、そんな印象。

  • 自分に自信が持てず親や鏡の前で萎縮してしまう主人公が、時の止まった鬼の世界に行き時を戻そうとしながら、自分と向き合っていくファンタジー。

    小学生の頃に読んでとても気に入ったお話。時の止まった世界の、無機質なまでに澄んでいて冷たい雰囲気が好きだった。自分に価値を見出せない完璧主義の主人公が、弱さに悩む強さに気付いていく姿に自分を重ねていたのかもしれない。

    冒頭の自分の平凡さを憂う描写がうまい。言明されているわけではないのに、現代の個性を重んじる風潮の中にいる凡人の息苦しさみたいなのか、ありありと伝わってくる。鬼の世界に行ってからは不思議で曖昧な部分が多く、そこがまた物語の奥行きみたいなものを醸していると思った。疑問も、沢山残った。
    あと三回くらいは読みたいな。

  • 「生まれ出てところだけが生きる場所でない」
    みたいなくだりがあって、
    ちっさな世界でもうだめだとか行き詰まることの
    むなしさってかちっさいから当然というか
    願えば動けば信じれば
    どこでも生きられることに気付かされた。
    過去は消えないけど、たった20年のあれこれで
    余生80年を無駄にしたくない。

  • ★あらすじ★自分に自信がなく、完璧主義の父親に怯えながら暮らす12歳の少女・ほほは、翼を持つ風の鬼・ヨロイに連れられて鬼の国を訪れる。その国では、王子であるモーリが十年儀式を拒み続けるせいで同じ一日が繰り返されているという。無事に明日を迎えるため、ほほはヨロイ達とともに女王と対峙する‥
    ★感想★孤独を抱えた少女が異世界に迷い込み、自分の居場所を見つけ出す‥というのはよくあるファンタジーですが、この物語では弱い者が急に覚醒するわけではなく、弱いなりに解決策を見出していくところがよかったです。ほほと行動を共にする不恰好な水の鬼、フロー・ヒールが何ともいじらしく思えました。

  • 小学校高学年のころに学校の図書室で見つけて読んだ本。

    大人になりたいと思ったりとか、学校がばかばかしく思えてきたりとか、やっぱり子供のままでいたいとか、そういう「大人になりかけている子ども」のお話。ちょうどいい年齢のころに読めてよかった。

    世界観がとんでもなく綺麗で、それも好きでした。今でも愛している物語。

  • メメント・モーリ
    おの りえん
    理論社(2001-03)


  • 毎日が楽しいのに、でもどこか寂しさを抱えていた中学生の私が没頭して読んだ思い出の本です。

    主人公のほほが自分に似ていて、なんだか痛烈だった記憶があります。



    中学生だった私もあれから8年。

    今では、主人公のほほが時間の止まった国へ行くおはなし、という程度しか記憶にありません。
    肝心の内容は失念してしまいました。


    でも、すごく私にとっては大事なことが書いていた気がします。

    今一番読み返したい本です。


  • 最後の詩がスキ。

  • 小学生に読みました。
    とても素敵なお話。
    もう一回読みたい。

  • ぐいぐい引き込まれます。ただのファンタジーじゃない。大人にも読んで欲しい。

  • メメント・モーリ ――死を想え  文章が好き。読んだ後の胸に残るものが好き。

  • 子ども向け、ではあるのだけれど明らかに「お子様ランチ仕様」でなく「大人になりかけた感性に捧ぐ」物語。主人公の年齢(12歳)より下だとちょっと読みにくいんじゃないだろうか?
    <br><br>
    時間が止まった鬼の国。美しいけれど、何かがおかしい世界。ここではずっと「明日」がこない。時間は永遠に止まったままなのか?鬼の王子モーリは、何故「儀式」を拒んでしまったのか?謎ときと冒険のミックスされた異世界が懐かしく、新しい。<br>
    著者はおそらくミヒャエル・エンデが大好きなんじゃないかな?と思わせるような(でも「モモ」よりずっと頼りなくて、さびしんぼうな「ほほ」ちゃんが主人公なのだけれど)異世界への誘い、壮大なファンタジー。だが、実は鬼の国での冒険パートは悪くないと思いながらこの小説の最大の魅力だとは私は思わない。最も優れていたのは最初の、ほほの日常で感じる居心地の悪さの描出だろう。勉強云々でなく「特別であることを求められる」家族(この造型は新しく、そして今特別にリアルな意味を持つのではないだろうか?「個性的」という言葉がもてはやされ、「自由」という名の縛りが頻繁に見受けられる時代だもの!)普通な自分がどうしていいのかわからなくオドオドしているほほ。上手に生きている母親の描写もどこか寒々しく哀しい。むしろファンタジーにせず、彼女のその日常での小さな冒険、というかたちで物語が描かれていたら、もっと私の好みだったかも。(でもそうなると完全に児童文学の域を超えるな・・・難しいものです)
    <br><Div Align="right">(04.12.8 読了)</Div>

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