つめたいよるに (メルヘン共和国シリーズ)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 38
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652072134

感想・レビュー・書評

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  • こういう、現実と幻想のあいだにあるような、不思議な世界を久しぶりに体感した。一気に小学生に戻った気分。

  • ちょっと怖いような、でもほろりとするような、不思議な感覚です。
    「夜の子どもたち」が好きです。

  • 江國香織に感心したことは一度もないが、これは中学国語教科書の推薦図書だし、評判もいいし、もしかして、と期待したが。
    まあ結局いつもと変わらぬふわふわ、さらさら、ちょっと胸キュンみたいな、どうでもいい作品だった。
    こういう本は、日頃読まない人にはすごくいいんだろう、多分。読むの楽だし、短いし、読解力なくてもわかるし。
    「デューク」に泣ける大人と江國香織には近づくまい、と強く決意するに十分な作品ではあった。

  • 図書館
    ついったのフォロワーさんの発言で、そういえば江國香織読んだことないや、と。
    「夏の少し前」「桃子」「スイート・ラバーズ」が好みかな。「鬼ばばあ」は自分の祖父母を思い出して少しかなしくなった。

  • ひとつひとつの充実感。

  • 江國香織のなかで一番すきなのはここに入っている「デューク」かわいがっていた犬が死んで飼い主がかなしんでいるので人間になってなぐさめにくると
    いう話。この本の中に入っている短編はそのほかのもみんな好き。

  • ひとつひとつ、充実感。「デューク」「草之丞の話」「いつか、ずっと昔」、こういうテの話に弱いのアタシは! 堪らない。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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