自分にふさわしい場所

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著者 : 谷郁雄
制作 : ホンマ タカシ 
  • 理論社 (2004年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652077375

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自分にふさわしい場所の感想・レビュー・書評

  • ほんとにね、理論社は良い本作ってるんですよ。実家から引っ張り出して来たんですが。この本も何度救われたか…
    文字を綴る人と、写真を撮る人と、デザインする人と、編集する人と、いろんな人が化学反応を起こして本が出来上がる。そんな事に気づかせてくれる本。

  • 谷郁雄・言葉
    とある。

    詩のように思うけれど
    谷郁雄からのメッセージのようでもあり、
    デザインされた言葉にも見える。

    写真も日常のワンシーンが
    匂い立つような、音まで聴こえるような
    いわゆるスタイリッシュでおしゃれで美しい
    だけのものではない。

    だから、より一層、身近に感じられるし
    言葉をひとつのデザインとして眺めて味わう。

    いつも、谷郁雄の言葉には
    胸の奥の血がさっと騒ぐような、
    哀しい部分をえぐられるような
    痛みと気づきをもらう。

    「自分にふさわしい場所」
    その居心地のよさと、悪さを思った。

  •  
    道を極めれば 人はいつか 自分にふさわしい場所に
    たどりつく

    この言葉が体に染みついている
    不器用なりにもこの人生を歩んでいきたい
    自分を信じて、前に進むことをやめなければ
    いつかたどりつくだろう
    自分にふさわしい場所に

    好きな人に贈った本。

  • 「いつか自分のふさわしい場所にたどりつく」

    「意味」

    「人はみな」

    の3つが特に好き。

  • でも
    本当は
    写せないものを
    写そうとしている
    (本文より抜粋)


    私この本すごく好き。

  • 流れるような言葉とホンマタカシさんの写真が邪魔することなく間に挟むのも、安心する。

    文字の間隔、レイアウト、手触り、全部好き。

  • ことばの余白

    文字、写真、レイアウト
    うっすらと色のついた余白
    本という形である意味。

  • ありふれた時間、あたりまえの生活、それは別の角度からみれば、とても贅沢なものであり、自分しか見れない事もそこから生まれているということ。そんな「当たり前」を感謝させてくれるような詩。

  • 書かれているコトバだけでなく、本の大きさや装丁、フォント、文字間隔、行間、写真など、ずっとそばに置いておきたい本の一つ。

  • 言葉の配置や選択の不思議

  • これに出会ったのは
    中学校の図書室だった。

    以前からホンマタカシさんが
    好きだったということもあって、
    表紙だけで気に入って借りたのだ。

    まず何ページかめくると、
    ホンマタカシさんの写真が
    詩と詩の間に
    そっと載せられている。
    その中の桜の写真は、
    今、手元にその本がなくても
    まざまざと思い出せるほど綺麗だった。

    ページをめくるたびに
    谷さんの詩がぽつりぽつりと表れていく。
    男性の詩はあまり読む機会がなく、
    好んで読むのは谷川俊太郎さんくらいだった。

    谷さんの詩はとても繊細だ。
    男らしい、と感じる面を見せつつも
    今にも壊れてしまいそうな弱さが見え隠れしていた。
    最後まで静かで、日常的で、なんとなく侘しかった。

    全部を覚えていないのが
    悔しいのだけれど、
    『君には憶えていてほしい』
    という言葉で終わる詩があって、
    その詩が特に好きだった。



  •  生きるんだ。

     生きて生きて、生きるんだ。


     そんなことをじんわりと考えさせる、
     とんでもなく静かな言葉の堆積。


     今の絶対的意味なんて、
     わかるはずがない。
     わかるはずがないその意味を、
     わかるはずがないということを理由に探さないことは、
     生きることへの侮辱なのか。
     侮辱なのか。



     ぐんらりぐんらりと、
     めぐりめぐってさまよって、
     静かすぎる言葉の堆積に押しつぶされそうになる頃に、
     我が家に帰り着く。
     そんな最後の写真が、
     胸に沁みます。

  • 思考と感情の波長が自分に近い。

  • 写真詩集。何気ない日常を平易な言葉で書いていくという原初的な手法は「現代詩」の中では異彩を放つ。

  • これを手にとって、読み終わった後
    すごくわびしい気持ちになった
    誰かに会いたくなった
    すごくすごくすごくすきな一冊

  • 詩って、奥深い。
    一滴の雫みたいに、なんでもないものとしてするっと通り抜けてしまったりするのに、自分の状態によっては、一瞬で背筋がゾワゾワするくらい感動したりする。
    私はタイトルの「自分にふさわしい場所」と最後の「人はみんな」がとても好きでした。

  • 夏の旅行中、姫路のジュンク堂で購入。
    ことばにすると、時間はゆっくりとながれるのかも知れません。

  • 春が来れば/不良少年も/不良中年も/桜の花の咲き具合と/散り具合を気にし/自分は人生の/どの辺りにいるのかと考える ― 一部抜粋。3〜5行に込められた日常の平凡ながら細やかな心の動きは、少年の日の沈み往く太陽を眺めているよう。

  • 季節の変わりめ、日々の小さな変化、変わらないこと、平凡な毎日がとても大切に思える。ホンマタカシの写真がまたいい。

  • つい、泣いてしまいました。

  • 日々の中のちょっとした世界に目を向けてみたくなるかも。「人はみんな」の詩が一番好き♪

  • 日常にひびがはいって、スキマから草が生えて、ちいさな黄色い花が咲いたら、こんな詩集を手にとりたくなる。

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