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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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青少年に、判断力や批判力を与える必要はない。彼らには、自動車、オートバイ、美しいスター、刺激的な音楽、流行の服、そして仲間に対する競争意識だけを与えてやればよい。青少年から思考力を奪い、指導者の命令に対する服従心のみを植え付けるべきだ。
― 74ページ -
一般の国民に対しては危機を煽り、そして政策に反対する平和主義者を非難するためには、媒体が必要だ。つまりメディアだ。
― 66ページ -
もちろん、一般の国民は戦争を望みません。ソ連でもイギリスでもアメリカでも、そしてドイツでもそれは同じです。でも指導者にとって、戦争を起こすことはそれほど難しくありません。
国民に向かって、我々は今、攻撃されかけているのだと危機を煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。このやり方は、どんな国でも有効です
― 65ページ
みんなの感想・レビュー・書評
メディアのつくられかた。
「撮る」とは「隠す」こと
何を伝えて、何を伝えないか
そこに、伝える側の意思がある
小学生は言うに及ばず、オヤジ化しつつある頭の凝り固まった青年は、すべからく本書を読むべきだ。誤解を恐れずに、極端なことをいうと、メディアの構造を知ることができれば、その情報がフィクションであるということがわかるだろう。視聴者のリテラシーが低いと、テレビ、新聞の公器としての質も低くなる。なぜなら、営利企業である以上視聴率や発行部数を気にしないわけにはいかないからだ。だからこそ、必然的に大衆に迎合するようなつくりになってしまう。こうした、メタ認知を持っている人間が少しでも増えることが必要だ。
よりみちパンセはやはり面白い。 石川直樹、リリーフランキー、辛酸なめ子、森村泰昌、北尾トロ著者の選び方がセンスがよい~。 哲学、社会、政治経済をわかりやすく、面白く伝えてくれる。 出版している理論社は、児童書もとてもいい絵本を出しているところで、廃業と聞いたとき、とてもショックだった。 こんなにいい本を出しているのに。。 筆者は、オウム真理教のドキュメンタリー制作をテレビ制作会社で行... 続きを読む »
子どもに向けたシリーズだけど、「いのちのたべかた」に引き続き、森達也の伝えたいことがきちんと述べられた一冊。
メディアリテラシーについては大人も学ぶべきだと思うので、きっかけとして入りやすいはず。メディアに関わる端くれとしては、共感すべき点が多かったです。
子どもはディズニーを見つつこの手の本を読んどくがいいよ。
全能性の綺麗な世の中ではない、この世の揺らぎを懐疑的に見ていくのは大切だ。
今後はマスでなくとも情報過多は進むのでメディアリテラシーはとても重要だと思う。
今や随分と便利な時代になり、情報を得る手段としてネットやテレビは欠かせないもののひとつになっていますよね?
しかし、便利さ故に簡単にいろいろな情報を世に広めるのは人です。
そこで間違った情報が蔓延するとどうなるでしょうか?
そしてそういった情報の真実はひとつだけなんでしょうか?
といったメディアの問題点の恐ろしさをもとに分かりやすくひも解きながら、物事を多方面から考えることの大切さを導いてくれる内容の書籍だと思います。
本が嫌いな人や読み始めたい人にオススメ!!
BY信守
とてもわかりやすいメディア・リテラシーの教科書。メディア・リテラシーってとても大切なことなんだけど、学校では教えてくれないし、このことをこどもに満足に説明できるオトナ(両親や先生)もきっと少ないんじゃないかな。だから僕らは独学で、このことを学ばなくてはならないんだけど、本書は確実にその一助になるだろうね。私にも将来こどもができたら、本書を使ってテレビ、新聞、ネットなどのメディアとの接し方を教えてあげたい。
「よりみちパン!セ」シリーズは中学生以上が対象らしいが、大人が読むに十分に値する内容だった。
なるほど、メディアというものは、全て真実ではないけど、全て嘘でもないのか。今までどちらかというと、「映像で見るものは、全て真実」だと思い込んでいた。 オウム事件の冤罪の話が載っていたけど、そう考えると、もしかして、和歌山カレー事件の犯人だってわからないよね。あの時のメディアだってすごかったもん。犯人はこの人以外いないって勢いで。 本書で一番印象的だったのは、ナチスの最高幹部が敗戦後に裁... 続きを読む »
元TVディレクターによるメディアリテラシーについての本。
世界は複雑で多面的、その一面を紹介する手段であるTVや雑誌やインターネット。
僕たちはそれらを通じて情報を得るけれど、どうその情報を処理すればいいの?
かなり若年層向けの書き方がしてあるけれどメディアが急速に発達した現代において、まず大人が読むべき本。
実は大人はとてもバカでステレオタイプ
みんなそれに気づいているかい?
とってもわかりやすいし感じるものがある本です。お勧め。
「メディアは人。メディアは間違える。何故なら人だから」
「事実は確かにひとつ。けれどそれは限りない多面体。
メディアが示すのは、そのたったひとつの断面に過ぎない」
特に新しいことが書いてある訳じゃない。
ごくごく当たり前のことが書いてある。
だけど、その当たり前のことは驚くほどに忘れられ、無視されている。
オウム真理教信者のドキュメンタリーを作る時に、
信者たちは普通の人間だ、と描こうとして
テレビ局から契約を解除されてしまったという著者ならではの、
語りかけるような文体の中に込められた思い。
啓蒙的だけど、あまり説教臭く感じることなく読める。
たくさんの人に勧めたい良書。
よりみちパン!セ その5。
題名が秀逸。これは大げさな題名じゃない。
信じられるかもしれないという希望をもって、もう一度世界を見つめてみるエネルギーがあるなら、読むべきだ。信じるのはメディアを、じゃない。メディアを誤解したせいで信じられなくなった世界を、メディアの仕組みを知って利用して見つめようということ。
「大切なのは、世界は多面体であるということ。とても複雑であるということ。そんな簡単に伝えられないものであるということ。でもだからこそ、豊かなのだということだ。」
作者は何かを批判する時に自分が使う論理で自分のことも裁ける人だ。そういう人の文章は信用して読み進められる。
[ 内容 ] [ 目次 ] 第1章 メディアは人だ。だから間違える。(連想ゲームをしよう;イメージって、どう作られる? ほか) 第2章 メディア・リテラシー、誰のために必要なの?(メディアへの接しかた;「何となく」の副作用 ほか) 第3章 キミが知らない、メディアの仕組み(僕がクビになった理由;トップ・ニュースは何か? ほか) 第4章 真実はひとつじゃない(世界をアレンジする方法... 続きを読む »
第一章「メディアは人だ。だから間違える」 第二章「メディア・リテラシー、誰のために必要なの?」 第三章「キミが知らない、メディアの仕組み」 第四章「真実はひとつじゃない」 歴史的な出来事や事件、自分の体験談を交えながら、 メディアの怖さ・危うさをわかりやすく説明する。 けれど最後は 「僕たちがリテラシーを身につければ、きっとメディアも変わる。 変わったメディアによって、僕たちは... 続きを読む »
この本で主に語られているテレビだけでなく、インターネットで世界への情報の受け取り、発信がとても身近になっている今、ぜひとも子どもたちに読んでもらいたい、そしてメディア・リテラシーというものをすこしでも意識してほしいと思いました。
おとなも子どもも、大量の情報に触れている今だから、
ときどき読み返して
自分の情報との付き合い方にバイアスがかかっていないか
ちゃんと確かめたほうがいい。
だれでも簡単に読める本だから、
トイレやベッドサイドに置いておいて、
ときどき読み返すといいと思う。
お気に入りの「よりみちパン!せ」シリーズの一冊。
語りかける口調で、やさしく、読みやすくまとめられている。読者自身に考えさせる部分がたくさんあるので、「受け身にならずに自分の頭で考えることが大切」というメッセージが、より強く伝わってきた。 これからの子供たちにはもちろんのこと、大人が読んでも十分に価値があると思う。以下、各章のまとめ。 第1章は導入部。ステレオタイプのこと、メディアは間違えることなどを冤罪の例を使って説明。間違いを信... 続きを読む »
「よりみちパン!セ」シリーズ。「いのちの食べ方」と同著者。メディアが私たちのイメージを作る。だからメディアの接し方を考える。だけど、メディアを作るのは私たちだとも。
まるで、道徳の教科書みたいな本だった。
こどもたちへの問題提起としてはよかったとは思う。
けど、この一冊の本から何か広がるだろうかと考えると、やはり道徳の教本程度な気がしてしまう。
他のよりみちパン!セのシリーズを読んでみたい。
シリーズの是非をつけるためにも。
このシリーズは読みやすくて良いですね。
「メディアは歪める」
「メディアは隠す」
「メディアはねじ曲げる」
ということを1冊かけて丁寧に説明し続ける本。
この本はぜひ10代に読んでもらいたい。

「いのちの食べ方」に続く森達也氏のパンセ!





